世田谷区奥沢の豊島工務店ブログ 新築実況中継!

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2010年12月14日

玄関庇




玄関上にアルミ製の庇を設けました。

狭い敷地では、建物をなるべく建築基準法いっぱいの大きさに建てるため、庇や深い軒出を設けることがあまりありません。
そのため、玄関ドアを開けるといきなり、雨にかかってしまうことも・・・。
そこで、庇をというわけで、かといって大がかりなものは避けて、軽いイメージができればということで、アルミ製の庇を設けました。
ある程度の大きさに対応し、メンテナンスもよく、軽い感じがいいです。

窓にも似たような商品があります。少しでも庇があると建物にも雨がかかりにくいので汚れません。

投稿者Toyoshima : 11:06 | トラックバック

2010年12月09日

玄関前のタイル工事




どうしても最後になってしまうのが、外構工事。
塀や玄関前のアプローチ、植木など庭関係などなど。
これは、仕事の流れ上仕方ないのですが、廻りをきれいにするのは早くからやりたいものです。

玄関前も同じで人の出入りからたいてい最後に工事しています。
一般的にタイルを貼ることが多いですが、モルタルの鏝仕上げのみの場合や砂利敷きなど様々です。
家の中に土やほこりを入れ込みたくないですから、できれば何らかの仕上げをしたいものです。

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2010年11月25日

アルミのバルコニー




2階にバルコニーを設けました。

このように柱を建てれば、割と大きくバルコニーはできます。
柱がないとある程度、大きさは制限されます。

素材はいろいろで、最もお勧めするのは写真のようにアルミ製でしょう。

それは、さびたり腐ることもなく、ある程度のデザインの種類もあり、形状も多少は自由が利きます。色合いもアルミサッシのメーカーの商品ですから、窓と色を合わせることも可能です。

他に、木製や鉄製がありますが、いずれもメンテナンスをちゃんとしないと取り替えになってしまいますし、メンテナンス費用もかかります。
ただ、木製のバルコニーは、風合いがあってとてもよく、メンテナンスを考慮してもらえればお勧めです。


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2010年11月18日

システムキッチンの組立

 


壁・天井下地や床が終わるとキッチンを取りつけます。

一般的には、衛生設備メーカーのシステムキッチンを取り付けます。
他には、オーダーメイドのキッチンや輸入キッチンなどです。

キッチンの前の壁は、最近タイルよりキッチンパネルというものを貼ります。
熱や水に強く、鏡面仕上げで拭きやすいのでお手入れもしやすく、好まれています。

まずは、そのキッチンパネルを壁に貼って(上の写真)、それから吊戸棚やレンジフード(換気扇)など上に取り付くものを先に施工します(下の写真)。

それから、下のキャビネット(箱)を並べて、カウンター(天板)をのせます。
そのあと、水栓金具やガスコンロなど機器類を設置。
後は、壁際にコーキングをして隙間を埋めます。

ほぼ1日で完了しますが、キッチンの間口が大きかったり、いろいろな設備をつけたり、同じシーリズで食器棚とかもあるので、それらを取り付けたりすると2日かかることもあります、

キッチンは、食事を作る上で欠かせないものです。色やデザインも重要ですが、機能や清掃性などもよく見てください。そのためには、実物が置いてある各メーカーのショールームに行きましょう。

投稿者Toyoshima : 15:32 | トラックバック

2010年11月17日

足場撤去




雨。
せっかく足場撤去したけど…。

でも まわりがなくなり、すっきりしました。
中も何か圧迫感がなくなった感じです。


外装に関しては、いずれまた。

投稿者Toyoshima : 10:15 | トラックバック

2010年11月11日

断熱材




この仕事をやっていて何ですが、この断熱材を詰め込んだ壁を見ていると 押入の中に布団を詰め込んでいるような、なにか食べ物のパックを入れているような、なんだろうかと思ってしまいます。

でも、そんな不謹慎な考えとは全く反対でこれがあるからこそエアコンの効率も良くなり、外部からの寒さ熱さを防いでいるのです。

この断熱材は、グラスウールという断熱材で、ごく一般的に住宅に使用されているものです。
さらにグラスウールには、厚みと密度などの組み合わせで性能が変わり、その用途によってたくさんの種類がありました。

先にも言いましたが、断熱材の性能によって空調機器の効果も左右されます。Co2の排出という考えから、この多数あるグラスウールも今後を考えてさらに高性能のものに絞り込み、種類が少なくなりました。

それは、コストも考えるといいことなのです。
ところが、今の現場では、混乱が起きて、断熱材が入ってこないというとんでもない事態になっています。
いずれ落ち着くのでしょうが、現場を止めておくわけにはいかない私たち施工業者には、とても大問題です。

メーカーおよび行政もそこをよく考えてほしかったです。

この業界は、石油の高騰や原材料の不足(大きいイベントによる流通の不均衡)によって、または株式によってもコストや流通が左右されます。
これは、一般の消費者には分からないことです。

なにか目に見えないものが働いているのではと、勝手に考えてしまうこともあります。

とにかく、我々も困りますが、最後はエンドユーザー(施主)のことを考えていただきたいと思います。

以上、愚痴でした。

投稿者Toyoshima : 15:42 | トラックバック

2010年11月08日

外壁のコーキング




サイディングという外装材(外壁)は、たいてい長さが3mほどなので、どうしても
途中でジョイントが出てきます。特にコーナーは、ジョイントがあります。
写真は、コーナー部分です。

ジョイント部分はどうするかというと、コーキングというボンドのようなもので埋めます。
その埋める作業のために、サイディングは、わざと10ミリほど間を開けます。
ぴったりくっつけることもできますが、当然そんなにぴったり付きませんし、逆に隙間がなさ過ぎてコーキング材が入らないのです。

隙間の奥にあたるところは、サイディングを貼る前に下地材が入っており、仮に雨水が浸入しても、下に流れるようになっています。
サイディング材とその下地にプライマーという接着剤を塗布します。それで、コーキングの接着をよくします。

それから、コーキングを注入します。写真は、その作業中で、2本の線がジョイントに合わせてありますが、養生のテープです。プライマーやコーキングがサイディングにくっつかないようにします。
写真では、上が完了してテープをはがした後で、下がこれからコーキングを注入するところです。

投稿者Toyoshima : 15:11 | トラックバック

2010年10月30日

外壁の下地完了




外壁の下地が完了しました。あとは、仕上げ材を施工するのみです。

白いシートは、何度も紹介した透湿シート。これで、この家の湿気と雨漏りは守られています。
縦に打ってある桟は、外壁材の下地になるとともに空気層となり、家に対しての断熱効果を高めます(屋根にも施されています)。
極端に言うとこのままでも家の機能は果たすのです。

実は、ここで言いたいのが機能だけでなく、養生のシートがはがれていることをいいtかったのです。
終わっていないのに?

実は、台風がくるので、シートやネットが風に飛ばされたり、それが原因で足場が崩れることもあるからです。過ぎ去るまでは、このままです。
逆に、この下地がよく見えて説明しやすくなりました。
このシートが貼ってあるから、養生をはがせるというのもあります。

台風が過ぎるとまた隠れてしまいますけど・・・。

投稿者Toyoshima : 11:19 | トラックバック

2010年10月22日

外壁の透湿シート貼り




外壁の工事に入る前に行うのが、この透湿(防水)シート貼りです。

今では、あちこちの現場でこういう白いシートが貼ってあるのをよく見かけるのではないでしょうか。そのシートによくメーカー名が入っています。

外壁材が何であれ、そこから雨漏りする可能性は木をつけて施工はしていてもあります。
万が一、そういった場合に雨が浸入しないようにするためのシートです。
縦に貼ったり横に貼ったりいろいろですが、いずれにしてもシート同士の重なりは、10センチ以上確実に重ねます。そして、常に上に上にシートが重なるようにして水がジョイントからはいらないようにします(当社の場合、ジョイントに専用テープを貼ります)。

次にこのシートの特徴としては、雨を守ると同時に外部の湿気を室内に入れないという機能も持ち合わせています。湿気を入れないということは、木材のためにもよく、家の湿度もエアコンによって調整しやすくなるので、長持ちすることになると思います。

ラッピングしているような、シートにメーカー名が入っているので巨大な広告のように見えるかもしれませんが、これがとても大事なものなのです。

投稿者Toyoshima : 14:44 | トラックバック

2010年10月19日

基礎の断熱材




基礎にも断熱?

床下なのに、コンクリートなのにと思いますよね。

熱というのは、以外とコンクリートでも関係なく伝わります。木でも鉄でも熱は伝わるもので、その浸透していくのが遅いとか、すべてが伝わらないとかの差はありますが、基礎の中にも外部の熱は伝わり、内部の熱は逃げていきます。

1階の床下に断熱材を入れたりするとしても、基礎断熱はした方がよいかと思います。
(床下で換気を行う場合や地下室の場合は別ですが)

床暖房をしたとしてもその熱が逃げないためには、基礎の断熱があった方がよいと思います。

投稿者Toyoshima : 15:08 | トラックバック

2010年10月18日

吹き付け断熱材

 


断熱材を入れるのは当たり前のことですが、その断熱材もいろいろあります。

というのも、断熱材の素材が多様にあるのです。

従来、その素材の多くがグラスウールというガラス繊維を主とした断熱材でした。
それも厚みや密度によって性能(もちろん価格も)が変わります。
使用する場所や求める断熱性能から断熱材を選びます。

ここでは、素材を新聞紙などの古紙を再利用した断熱材を採用しています。
紙の持つ密度や吸湿力などを利用して、古紙を使用することでリサイクルという目的もあり、万一破棄しても自然に戻るという利点があります。

もちろん性能についても専用のシートを貼ってその中にめいっぱい充てんするので、グラスウール以上の効果があります。紙とは言え火にも強く、施工も速く、価格はやや高めですが、非常に優れた断熱材です。


投稿者Toyoshima : 18:01 | トラックバック

2010年10月08日

屋根の構造用合板貼り




上棟が済むとまずは、屋根から作っていきます。
屋根ができれば、少々の雨なら下で仕事ができます。

垂木という骨組みを組んで、その上に構造用合板を貼ります。屋根の仕上げ材の下地になることから、野地板とも言います。
ただ、以前の野地板には、構造上の強度としての意味は少ないのですが、この合板を貼ることで屋根を固めることができ、家全体の強度もあげているのです。
厚みは、求められる強度が違うのですが、だいたい12ミリです。

それを2×4用の釘で(通常の釘よりも太い)約15センチピッチで留めていきます。
これが済むと屋根業者さんの出番です。

投稿者Toyoshima : 14:21 | トラックバック

屋根通気




建物に通気層をとるという考えは、だいぶ当たり前になってきました。
手間が余計にかかることですが、建物のためには、さらに家の内部のためにもいいことです。

白いシートの上に屋根なりに取り付いている桟のようなものがあります。この厚み分(30ミリ)が通気層となります。
当社の場合、壁にも通気層をとるので、家全体が通気層におおわれるようになります。

白いシートは、透湿シートといって、防水の役目(雨が万一浸入した時でも防ぐ)もありますが、通気層を通る湿気を室内に入れない役目もあります。逆に内部の湿気を出すこともします。

通気層は、厚ければ厚いほどいいのですが、それでは大変なので約30ミリ前後にしています。

この通気層によって、外部の温度や湿気を建物内に入れないという役目を持っています。ということは、室内の空調設備の効率も良くなります。エコですね。
アルミサッシのペアガラスもガラスとガラスの間にある空気層が断熱効果を持っているのです。
ちょっと手間はかかりますが、長い目で見た場合にこの通気工法を是非取り入れていただきたいものです。

投稿者Toyoshima : 14:16 | トラックバック

2010年10月02日

足場掛け




上棟に先駆けて、足場を掛けます。
建物は、1階から立ち上げて2階へと作っていきます。だんだん高くなると組んだ材木に乗って上の階を組み上げるという作業になってしまいます。

それでは、足元が不安定ですし、大変な作業になります。
そこで先行して足場を組んで、高いところも作業できるようにします。

この足場は、建物の外部関係の工事が済むまであります。
足場を必要とするのは、大工さん以外に屋根工事、外壁工事、雨樋、電気業者(エアコンの室外機配管、換気扇の外フード、電柱から引き込んだ栓のつなぎ、テレビアンテナなど)、水道業者(配管を外に出した場合)などなど。

足場を組んだ後に養生のシートを掛けます。

投稿者Toyoshima : 13:37 | トラックバック

2010年09月29日

アンカーボルト




土台を据え付けた状態です。
見えなくなっていますが、土台の下には機密用のゴム製のパッキンがはさんであります。外部の空気や雨水の浸入を防ぐためです。それから透湿シートを敷き込んでいます。このシートは、ずっと屋根まで立ち上げて建物を包むようにします。

それはあとにして、ここで見てもらいたいのは、金物です。
金色の細い棒がにょきっと立っています。これは、アンカーボルトで基礎の中に埋め込んであるのですが、中では先の方で傘の柄のように曲がっていて、基礎に食いつくようになっています。このアンカーボルトが土台を突き抜けているのは、そこにくる柱と結びつけるからです。
土台は、その左わきにある金物で基礎と固定されていますが、このアンカーボルトによって、建物が完全に基礎から外れないようになっています。

このアンカーボルトは、その建物にとって重要な場所に設置されます。あまり負担のかからないところにしても意味がありません。
とても重要な金物です。


投稿者Toyoshima : 16:03 | トラックバック

2010年09月24日

基礎コンクリートを打つ




基礎の鉄筋の検査が終わったら、コンクリートを打ちます。
まず、土間を打って、固まり次第縦枠を入れます。
そして、コンクリートをまた打ちこみます。

天気が良くなかったので、このあとシートをかぶせて気温や雨の対策をしました。

せっかくコンクリートを打ち終わっても、固まらないうちに雨がいっぱい入ってしまっては、どうしようもありません。
また、急激に気温が下がったりしてもコンクリートの質は落ちてしまいます。

可能ならば、シートを掛けるなどの対策をします。

投稿者Toyoshima : 09:03 | トラックバック

2010年09月19日

基礎配筋検査




基礎の構成で大事な一つが鉄筋です。
基礎はコンクリートだけでできているわけではありません。上から掛かる荷重に耐えるのがコンクリートならば、水平にかかる力などひっぱたりされる力に耐えるのが鉄筋です。

鉄筋太さやピッチなどは、設計基準や構造計算から決められていきます。

その工事が、設計通りにできているかを検査します。コンクリートを流し込んだらもう直せませんしわからなくなります。そこで、打つ前に検査し間違いがあれば直します。

投稿者Toyoshima : 09:15 | トラックバック

2010年09月02日

柱状改良杭

 

すでに作業が終わった状態の写真ですが、地盤改良工事を行った現場です。

解体工事後に地盤調査を行い、そのデータから杭を打つなどの地盤改良を検討します。
当社がある世田谷区奥沢というところは、わりに地盤が悪いです。
井戸も出ているところもありますから、ある程度水位が高いです。

場所によって変わりますが、3mから7か8mまで地盤が緩いとこがあります。

工事とは違う話ですが、だからといって奥沢すべてが悪いわけではありません。
商店街のある諏訪山通りというところは、その名の通り奥沢では高い位置にあり、地盤は良いようです。高い建物も建ちますし、駅も近い。
何せ掘ると遺跡が出るぐらい昔からいい土地のようです。
やはり、少しでも高台だといいようです。

沢というの名のように名前がその土地をよくあらわしていることがあります。
土地を探すときのある程度の目安にしてもいいでしょう。
また、近隣の古いお宅が建ち並ぶところやその方たちに昔を聞いてもいいかもしれません。古い航空写真でそこが、田んぼだったり、沼だったりというのもわかります。
今は、インターネットで情報がすぐに入りますから、ご自分の土地を調べてみてはいかがでしょうか。

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2010年08月10日

地盤強度の測定

 


建物が頑丈でも地盤が弱くては、建物は倒れてしまいます。

そんなときのために、事前に地盤の強度を測定します。

測定方法はいろいろありますが、簡易でコストの低いスウェーデン式サウンディングという方法をよく使います。

測定ポイントは、廻りの4か所+中心の1か所、後は必要に応じて増やします。

地盤のレベル(高低差)を見て、機械を測定ポイントに設置。それから、槍のような棒を(ロッド)地盤に刺し、一定の力を加えていきます。
当然棒はどんどん入っていくわけですが、その入っていく状況を測定していきます。
地盤が固ければ、なかなか入っていきませんし、弱いと簡単に入っていきます。

その見た目だけでなく、その数値が測定されていき、それらを踏まえて、判断します。
地盤が弱いとなると、杭などの処置をすることになります。

投稿者Toyoshima : 15:26 | トラックバック

2010年08月07日

解体完了




建物がすべて解体され、更地になった状態です。
我々は、見慣れた光景ですが、お施主様には、感傷的かつ驚きの場面のようです。

今まであったものが1週間から10日ぐらいで消えてなくなり、土地だけになってしまうのですから、長年住んでいた家に思いがあるほど感傷的になるでしょうし、この短い期間で建物がなくなるのは驚いてしまうようです。

その次に「思ったより狭い」か「思っていた以上に広い」とか敷地の大きさが、気になってくるようです。
この後地盤調査や地鎮祭などが始まりますが、そのたびに次に建つ建物が大きく感じたり、小さく感じたりするようです。

皆さんは、どんな感じになるでしょうか。

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2009年12月22日

車庫土間完成




一般的な仕上げ方として、駐車場、車庫の床は、コンクリートで仕上げることが多いです。

何台も止める駐車場で、将来違う形にする可能性があれば、アスファルトの方がよいのですが、一般的にはこちらの方が多いでしょう。
他には、芝生を植えたり、車のタイヤが通るところだけを敷き石を並べたり、というのもあります。

砂利だとタイヤではねて石が飛び散るのであまりお勧めしません。

土のままでもよいのですが、泥のようになって道路を汚すので、近隣を考えると難しいでしょう。

コンクリートもこれだけの量だと生コン車を呼んで、一気に打ちます。

打ち込んだら左官業者に金鏝でならしていきます。
あまりなですぎると水が浮いてくるばかりでうまくいかず、夏だと早く乾いて均せなくなるし、休みなしでやらないとできません。寒すぎると凍ってしまってコンクリートが割れることも。

生モノなので非常に仕事は大変です。

投稿者Toyoshima : 17:53 | トラックバック

2009年12月19日

車庫土間




車庫の土間にコンクリートを打つ工事です。

建物の構造とは関係はありませんが、車が入るので、ただコンクリートを打つわけにはいきません。コンクリートが割れたり、下がったりすることがあります。

まず、土を突き固めて、砕石を敷きまた転圧。これで下を固めます。
それから、鉄筋やワイヤーメッシュを敷き込んでコンクリートの割れを防ぎます。
鉄筋などが土につかないようスペーサーとなる石を置いてから、敷き込みます。

それからコンクリート打ちです。

投稿者Toyoshima : 10:02 | トラックバック

2009年11月29日

外壁のいろいろ




外部が完成し、足場も撤去され、建物の外観が見えてきました。
この建物は、立地の都合上、南側の線路越しからしか全景は見えません。

下が、紺色に塗装したサイディングで上がいまや主流になりつつあるガルバニウム鋼板。
材料が混在しているのは、設計事務所の方が3階建てですべてサイディングにすると思くなってしまうとの判断から上と屋根は、鋼板になっています。また、電車の音や風圧から守るために下をサイディングにした設計になっています。

ただ、サイディングが無塗装品のため、そのままだと雨水が浸透する恐れもあったので、塗装しました。その代わり好きな色が塗装できるわけです。

外壁の種類は、他に多いのが右隣の白い壁の建物です(当社とは関係のない方です)。
これは、モルタルを塗って、その上から吹き付けまたは塗装しています。
これも、好きな色に塗装できるメリットはあります。
あと、モルタルのように塗る材料で仕上げることも多く、その時は、色のほかに塗り方のパターンで特徴を出せます。

選び方や組み合わせ、色などでいくらでも建物のイメージは作れますし、変わります。

投稿者Toyoshima : 15:16 | トラックバック

2009年11月22日

内部塗装




階段を塗装しています。

ここの階段は、すべて木製でパイン材という種類の木材とSPF材というヒノキと栂の間のような木材の2種類です。
どちらも輸入の無垢の木ですが、パインは1枚ものではなく、同じ種類のものをいくつか合わせた集成材(積層集成)です。

木の良さや雰囲気を残すためにそのままにしたいのですが、やはり歩いたり手を突いたりと次第に汚れてしまうので、塗装で保護します。

ペンキだとせっかくの木がわからなくなるし、いずれ塗装がはげたりするので、ウレタンという耐性の強い塗料にして、色をつけないクリアな仕上げにしました。
つやも5分つや程度であまりつけないようにします。

養生をして(廻りに塗装がつかないように)、それから2回、3回と塗ります。
塗れば塗るほど厚みがつき長持ちするのですが、時間をそこまでかけられず、2,3回かけています。

つやもピカピカになるほど付けるとまた違うらしいのですが、自然な形にしたかったので半つや(5分)にしています。

塗装はほかにもニス、自然塗料、ワックスと多種類あり、用途によって分けています。
その場所の状況、コスト、メンテナンスなどを考慮して選びましょう。

投稿者Toyoshima : 13:35 | トラックバック

2009年11月16日

足場の撤去




ようやく 外部関係の工事で足場が必要なものが終わったので、撤去始めました。
初めて建物の外装の全貌が見えてくるときで、ある意味どきどきします。

廻りが同一業者のおそらく規格型住宅ため、外壁の色も統一で白となっており、そのなかでも特徴のある建物になっています。

別にデザインにこだわっているわけでも、廻りに対抗しているわけでもありません。
ある意味統一感をみだしてもいますが(笑)。
ただ、住宅というのは、住み手や作り手によって趣が変わります。
世界で唯一の自分の建物ですから(別荘は除きますけど)、その形がそれぞれ違ってもいいと思います。

古い町屋が連続する歴史的町並みも美しいですし、個人的には大好きですが、それぞれが個性を持つ建物が並ぶのも面白いと私は思います。

投稿者Toyoshima : 12:56 | トラックバック

2009年11月10日

外壁の塗装

 


外壁の仕上げとしての塗装工事です。

下地の材料は、サイディングというセメント系の材料で通常は、この素材にタイル調や石目調などいろんなパターンの柄があり、サイディングを貼って完了ですが、ここで使用している材料は、無塗装品です。

サイディングはフラットな仕上げになっており、平滑な仕上げとなる塗装にはちょうど良い材料です。
無塗装品は、その分材料費は安価です。ただし、塗装しなければいけないということはありますが、仕上げが好きな色ができるという意味では、選択肢の一つです。

メンテナンスは、やはり長い年月で色も褪せては来るとは思いますが、サイディングのジョイントに施しているコーキング材が劣化してくることを考えると、同時期にメンテナンスできます。
周りが白い建物で囲まれていますから、独特の仕上がりになると思います。

塗装業者は、まずサイディングを止めているビス頭などにパテをし、平滑にします。(金物で取り付けるサイディングの場合、ほぼパテは必要ありません)
それから、塗装します。細部は刷毛で押さえて、大きな面はローラーで仕上げます。
ローラーだと斑が出にくいといわれています。
塗装材もシリコン系、ウレタン系などいくつかあり、コストバランスに応じて選択しますが、色については好きなものが選べます。

ここで、色ですが、塗料なのでものすごい数の色の選択はできるのですが、蛍光色や彩度の強いものなど、場合によっては工場生産する必要があり、マンションぐらいの大きい建物でないと割高になる色もあります。車と同じような色を好まれることもありますが、実は無理ではありませんが、コストに反映されます。

塗装業者と相談すれば、好みに近い色を工夫してくれると思いますので、相談してみてください。

投稿者Toyoshima : 13:31 | トラックバック

2009年11月05日

階段




未完成の階段?

これで完成です。踏み板とそれを支える両側の板(ささら桁)だけで構成しています。
狭小住宅なのでなるべく空間を広く見せるために骨組みだけの階段にしました。

大工さん的に言うとあまり歓迎されません。
やはりすべてが見えてしまうため、気を遣うし難しいのです。

それでも施行者側のことばかり気にしていると思い通りのものができないので、
たまには?こういう階段もお勧めです(笑)。

投稿者Toyoshima : 14:34 | トラックバック

2009年10月29日

壁の断熱材




断熱の方法は、内側に張るうち断熱と建物の外側に張る外断熱があります。
今は、外断熱の方法も多くなってきましたし、当社でもよくやります。

ただ、コストは割高になるのと、外部に断熱材を貼るため、狭小の敷地では厳しい時もあります。

ここでは、内断熱です。内断熱でも従来通りのグラスウール製品や吹き付けるタイプの再生紙などを利用した方法と素材がいくつかあります。

コストと性能のバランスからその素材を選んでいきます。

内断熱でグラスウールのように個体になっているものは、内側から柱や間柱の間に入れ込みます。単純な作業ですから誰でもできるのですが、ぐっと奥に押し付けることはNGです。断熱材の裏には、空気層になるようあけておかなければいけません。
そうしないと、結露の原因になったりして断熱の効果が得られません(屋根も同様)。

それと水にぬれた断熱材(グラスウール)もNGです。

投稿者Toyoshima : 18:17 | トラックバック

2009年10月27日

外壁工事




この現場では、外壁が2種類あり、セメント系のサイディングと金属系のサイディングの混合です。

まずは、セメント系から貼っていきます。施工前に材料が搬入されます。
職人さんは、このサイディングの割り付けを計算し、その寸法に合わせて加工して、
下から順番に貼っていきます。
サイディングは、横張と縦張があります。ここでは、横です。

デザインも様々で石調、タイル調、木目調など。一番手頃な外装材といえます。
この現場では、無塗装で何も模様や柄のないプレーンでフラットなサイディングです。
あとは、塗装業者が塗装して仕上げます。逆に好きな色にできます。

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2009年10月22日

FRP防水

 


2階や3階にバルコニーを設ける方は多いはず。洗濯物を干したり、または子供があそんなだりと 利用方法はいっぱいあります。

でも、雨が降れば当然そこに水がたまります。水がたまるとその下に漏れます。
雨漏りすれば、木造なら腐るし、下が部屋なら物が濡れてしまい生活できません。

そのためにも、防水を施します。防水には、シート防水やウレタン防水などいろいろありますが、ここで使用しているFRP防水を当社では多く使用しており、一番信頼できる工法と思っています。

まず、下地を施します。ネット状にできたシートを敷き込み、専用の防水材を塗り込んでいきます。それが固まると船底のような状態になります。つまり、バルコニーそのものが、お椀のようになります(上)。
それから、仕上げの塗料を塗ります(下)。

当然水がたまるので、その排水も設けますが、その周りが一番危ないので、専用の排水部材を取付、そこの防水は、念入りにします。また、万一詰まってたまった場合のオーバーフロー用の排水管を壁に設け外壁から出すようにします。
ただ、それがあるからといっていいわけではありませんので、排水が詰まらないよう普段の生活で気を付けてください。
特に植木などを置かれる方は要注意です。

あとは、窓下が危険です。設計基準によると窓下は12センチほどあけるようになっています。雨水が吹き込む可能性があります。これは、施工側が気をつけることですが、台風などの激しい雨の時は、注意してみてください。

投稿者Toyoshima : 15:07 | トラックバック

2009年10月21日

窓廻りの気密




アルミサッシを取り付けた後、外側には防水テープや防湿シートでその取り付け部を防ぎます。主に雨漏りを止めるためです。

内部は、ウレタン系の発泡剤で隙間埋めをします。
これは、防水ではなく気密や断熱性能を上げるためです。

今のアルミサッシの性能は非常によくペアガラスならば、気密断熱性ともに優れています。
しかし、取付部はどうしても簿妙な隙間があるわけです。外側は、もちろん塞がないといけないので、先の防水テープなどで止めます。それから外壁仕上げ材を施工します。
中では、その隙間から入る冷気や湿気を止めることで内部結露を防ぎます。

アルミサッシ自身にその機能はついていますが、取付部の隙間だけはどうしようもないので、この方法をとっています。

いずれ隠れて見えなくなりますが、そういうところに気を使うのが大事と考えています。

投稿者Toyoshima : 11:22 | トラックバック

2009年10月15日

通気層




このブログをよく見られている方は、もう飽きた写真ではないでしょうか?(笑)

壁の通気層です。

基礎の上が通気層の下になります。通気層は、普段は桟木という下地材を使っており、その厚みは25?です。この厚みが通気層になります。
ここの入り口から、温まった空気が入り、屋根に向かって空気が上がり、屋根上で抜けていきます。

この空気の対流が、家に対して断熱効果と湿度を防ぐことになります。
アルミサッシのペアガラスというものは、ガラスとガラスの間の空気層が断熱効果を出すもので、同じ効果といえます。

ただ、この外部の通気層は、空気が動くので湿気も流れていくと考えています。それでも、湿気が入り込むのを防ぐために防湿シートを貼るのです。

断熱材も入りますが、それ以上の効果を生み出すものと考えているので、頻繁にブログに載せているんです。

この上に外装の仕上げ材を貼ります。

投稿者Toyoshima : 09:20 | トラックバック

2009年10月09日

透湿シート




この白いシートの機能としては、防水がメインですが、そのほかに外部の湿気や冷気を通さず、内部の湿気を外に出します。
壁や屋根の構造の上に通気層を設けていますので、当然そこに外部の空気が流れているわけです。その中には冷気や湿気もあるわけでこのシートがそれらの侵入を防ぐのです。

なおかつ内部の湿気も出してくれるので、それが通気層によって外気に出されるわけです。家のためには非常に良い材料です。

また、そういう機能なので、雨水の侵入も防いでくれますから、万一外部から水が浸入しても建物内部に入り込まないようになっています。

建築中の建物で白いシートに覆われているのは、このシートです。

投稿者Toyoshima : 11:48 | トラックバック

2009年10月03日

外面の下地状況




ちょっとブログさぼっていたら、建物の構造写真を逃してしまいました。
現場は、常に動いているので、その速さはそのたびに変わりますが、油断すると見逃してしまうこともあります。

とは言っても、先に載せた構造用金物の取り付け確認や構造用合板の取り付けなど、ちゃんと確認し、施工写真としては残しています。つい、携帯の写真を撮り忘れてしまうので。

ただの骨組みから今度は、屋根・外壁に構造用合板を貼ります。ほぼ貼り終わった状態の写真です。

骨組みだけでは、構造上の強度が不足している場合、合板を張ることで面として強度を保たせています。2×4工法は、その考えです。
つまり、在来と2×4の混合というわけです。

ただ強度上だけでなく、防水(透湿)シートも貼りやすく、気密性も取りやすいという利点もあります。仕上げの外装材に対してもこの状態なら、いろいろな仕上げに対応できます。

投稿者Toyoshima : 14:58 | トラックバック

2009年09月25日

筋交い金物




筋交いというのはご存知でしょうか。

柱と柱の間を写真のように斜めに入っている部材です。まれにクロスして入れていることもあります。

簡単に言うと建物が地震の揺れや風による揺れに対して、斜めの部材でつっぱていると思ってください。
これを、構造計算から適正な場所に入れることで建物が強くなります。
それが、ちょっと前までは大工さんの感覚で入れていることもありました。
古い建物だとないこともあるようで。

ただ、以前はこの筋交いは、釘で柱と土台に止めていたのですが、より強度を出すために専用の金物を使って、確実に固定するようになりました。

ですから、後からリフォームで壁を壊す時には、この筋交いがないところを選んでください。壁をとって家の強度が落ちては何もなりませんから。

投稿者Toyoshima : 10:11 | トラックバック

2009年09月23日

ホールダウン金物




ホールダウン金物は、基礎から立ち上がったアンカーボルト(土台を貫通している)と柱を結ぶ構造用金物です。

ホールダウン金物の前にボルトの頭が見えます。以前は、この金物だけでした。
基礎工事の際にアンカーボルトを鉄筋に取り付け、基礎工事完了して土台を載せたときにこの金物で基礎と土台を結ぶ、つまり建物が基礎につながるということですが、

土台と柱の継ぎ手が悪いと土台だけ残して柱が抜けてしまう恐れもあります。

そこで、このホールダウンを使って、建物が地震や風で基礎から外れないようにするのです。
あとは、構造計算からその耐力に見合ったものを使用します。

そうなると基礎が悪いと意味がないので、鉄筋をちゃんと組んで適正な強度のコンクリートが必要となるのです。

投稿者Toyoshima : 15:21 | トラックバック

2009年09月17日

建て方




基礎が出来上がり、1日で建物の骨組みが組みあがる 一番ダイナミックな時です。

お客様も出来上がって喜び、はっきりとわかりやすい時です。

大工さんとしては、一番緊張している時です。
間違えたからやり直せばいいとか、何日もかけていいとかというわけにもいかない、
独特な1日です。

ですから、組み上がるととお客様以上に我々に達成感があるのです。
まだ、完成までにはこれからですが、一区切りとして重要な1日です。

投稿者Toyoshima : 11:12 | トラックバック

2009年09月09日

基礎のレベル




基礎の立ち上がりにコンクリートを打ち、あとは固まるのを待つだけです。

料理みたいな感じですね。
あわてて枠を取らないよう、養生期間を待って、枠を外していく。アルミホイルでボイルしているような、せいろで蒸しているような、オーブンに入れて焼けるのを待つような。

電子レンジみたいに固まったら、音が鳴って知らせてくれればいいのにと思う。

基礎の天端は、平坦にしていてもやはり多少でこぼこしたり、水平でなかったりします。そこで、水平になるよう測量機を使って位置出しをし、レベラーというセメントのトロみたいなものを流します。水は、常に水平を保つ原理を使っています。

そして、ただ固まるのを待つばかり。早く音が鳴らないかな。

投稿者Toyoshima : 12:21 | トラックバック

2009年09月05日

土間コンクリート




鉄筋の配筋が終わると その検査を行い間違いなどないか確認後、コンクリートを打ちます。
たいていは、まず土間から打ちます。指定の強度(ただのコンクリートといっても建物の状況や気温、時期によって強度は違うのです)を生コンクリートのプラント(製造工場)に指示し、必要な量を依頼するとミキサー車が来るのです。

あのタンクがぐるぐる回っているのは、移動中にコンクリートが固まらないため、セメント砂利がよく混ざるようにです。

それから、打ち込む前に強度試験のサンプルを採取。簡易的に調べ問題なければ、打ち込みます(正式な結果は後で報告されます)。

コンクリートを打ちながら、バイブレーターなどを使って隅々まで、コンクリートがいきわたるようにして、鏝で平滑にならしていきます。

投稿者Toyoshima : 10:17 | トラックバック

2009年08月28日

型枠工事




基礎の鉄筋を加工し並べる前に 型枠を入れます。

まず、外周部をすべて型枠を立てます。それから鉄筋を組むわけです。
この型枠の内面が、基礎の外面になります。ですから違う位置に立てると、基礎が太くなったり細くなったり、斜めになったりとおかしくなります。その基準のために「やり方」とうのが大事になり、先にやらなければこの基礎工事はできないのです。

基礎は、地面が大体30センチぐらい立ち上がります。その高さを見込んで型枠の高さも決まります。

この型枠を基準に鉄筋を組み、コンクリートが打ち込まれます。

投稿者Toyoshima : 15:29 | トラックバック

2009年08月27日

気密シート




写真は、施工中の段階ですが、気密シートというビニールを基礎下に敷きこんでいます。
これは、基礎下の地盤から上がってくる湿気をこのシートで止めようという考えです。

このシートのおかげで出来上がった基礎の中は、いつも乾燥した状態です。
家が完成しても、床下は乾燥していて、シロアリもつきにくく、材木も腐りにくい、湿気による体調不良も防ぎ、体にも家にも良い基礎になるのです。

投稿者Toyoshima : 11:55 | トラックバック

2009年08月26日

基礎工事・地業




「やり方」という基準の位置出しができたら、基礎に取り掛かります。
基礎は、地盤に潜った形になりますから、まず地盤を掘ります。

設計通りの深さに掘ったら、砕石をまき、突き固めます。地盤を固め、基礎が地盤に食い込むようにしています。

掘った土は、周囲に捲ければよいのですが、地盤がすでに高かったりすると捨てるようになり、その捨て代がかかってしまいます。

狭い土地だと機械も動けず、出た土も捨てなきゃならず、なかなか大変です。

投稿者Toyoshima : 17:40 | トラックバック

2009年08月25日

やり方




工事着工前に、建物の位置と平面の形の基準となる「やり方」という作業をします。

建物の形に合わせ、四方に柵のようなものを作ります。
それから、基準となる位置を決めて(道路と平行にするとか、隣地と平行にするか)。

それから、垂直方向の位置を決ます(建物のデザインや敷地形状によって、出し方は多少変わります)。

そのいわゆるX、Y軸が決まったら、建物の位置や(敷地境界または道路境界から、離れの寸法を出す)大きさを写し出します(基準から順序良く建物の長さや幅を出していく)。

この基準の墨を板に書き込んでいるのです。

これらをもとに、基礎業者が基礎の形状や深さに合わせて、地盤を掘っていきます。

これが間違っていると、大変なことになります。

投稿者Toyoshima : 11:12 | トラックバック

2009年08月20日

材木の墨付




新築工事ですから、当然材木の準備から始まります。
このときの名称をいつも悩んでおり、タイトルに苦労しています。あまり専門的な用語だと内容も分からないし、でもつい使いなれた言葉になります。

設計図を基に材木を拾い出します(いろいろ長さや太さがあるのでその種類と数量を出すこと)。それを材木屋さんに注文すると、2週間近くでほぼそろいます。

それから、材木を必要な寸法に切ったり加工したりするのですが、その作業を自分の会社の作業場を使ったり、材木屋さんの作業場を借りたりします。当社は、狭いので(悲しいことに、都内では大きい敷地は高くて確保できませんです)、材木屋さんの作業場を借ります。

以前は、いろいろな工務店がその作業をしていましたが、プレカットといって、すべて工場で加工して持ってくることが多くなったため、材木屋さんの作業場での光景もなくなりました。

タイトルの「墨付」は、材木に切る位置や加工する形を墨で(今は、鉛筆やボールペン)、書き込むことです。こういった作業により、大工さんは徐々に家の内容を把握していきます。
それがすむと切ったり掘ったりの加工ですが、その時は、多分「きざみ」という言葉を使うでしょう。

わからない言葉があったら遠慮なくお問い合わせください。辞典で調べてからお答えします(笑)。

投稿者Toyoshima : 10:37 | トラックバック

2009年08月17日

地盤改良工事

  


地盤改良工事、写真3連発です。

地盤調査を行った後、何らかの改良補強が必要なデータが出てきますと、基礎工事前に
地盤改良を行います。

鋼管杭を打ち込むもの(一番よくみかけるものでしょう)、表層だけ改良する場合、写真のようにコンクリートを打ち込みながら杭を作るもの、ほかにも種類はあります。

その土地の状況や形状にも左右されますし、コストもかかわってきます。

金額も家の大きさや地盤の良し悪しで変わるので、ここでは、基準が言えません。

ただ、後から直そうとか出来るものではないので、是非事前調査を行い、協議してください。土地を買う時に近隣の方に聞くのもいいかもです。

投稿者Toyoshima : 09:53 | トラックバック

2009年06月26日

地盤の調査




この月面探査機は?

ある意味探査機ですけど。

これは、地盤の状況を調査する機械です。家を建てる土地が軟弱だったり水位が高かったりするとそれに応じた処置をしないといけません。そのために事前に調査するのです。

槍のような棒を機械を使ってどんどん差し込んでいきます。その時に発生する抵抗の状況を調べ、あわせて土質を見て、土地の状態を判断します。
事前に資料も調べ土地が低地か高台か、開発されたところか、昔はどうだったかもみます。

いい結果なら、そのまま工事に入れますが、軟弱地盤となると杭を打ったりしなければいけません。

ちょっと祈る思いで この調査を見ています。

投稿者Toyoshima : 19:40 | トラックバック

2009年06月02日

建築計画のお知らせ




建てる前の準備については、いろいろ紹介しましたが、今回初めて紹介するものです。

よく見られる看板ではないかと思います。当社が初めて建てるというのではなく、このブログを始めてから初めてのものです。

「建築計画のお知らせ」というもので、施主、設計者、施工業者、建物の規模(面積、高さなど)などを表記するもので、道路に面したところ(つまり人からよくみられるところ)に立てます。
もし、角地であれば2方向に建てなければいけません。

これは、3階建や既定の高さ以上の建物の場合、近隣に事前に告知する義務があるためです。
この告知をしてから確認申請を行います。この期間に近隣に同意を得るためのものです。

何かものすごくでかい建物が建つような看板に見えますね。ちょっと出すのが気が引けるような感じです。

3階建てではなくても出しているところもあります。

2階建てですとこの看板を出すことはありませんが、確認申請が認可されると建てることが可能なので、建築前には確認通知を表記した看板を設置します。

投稿者Toyoshima : 14:21 | トラックバック

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