世田谷区奥沢の豊島工務店ブログ 新築実況中継!

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2020年10月09日

和室の壁補修

 


エアコンの排水管から、漏水して壁が汚れてしまいました。
エアコンを撤去し、壁の補修です。

じゅらく壁と言う、左官業者が仕上げる塗り壁で、できているので、今回も同じ材料で補修です。
いろいろとやり方はありますが、工期、金額、お使いになっている部屋だということから、上塗りをすることにしました。
ただし、漏水で汚れた灰汁が染み出てくる可能性があるので、接着性をよくすることも含めて、灰汁止めを下塗りします(下)。
また塗り壁なので、塗装と同じく汚してしまう可能性もあるので、床は養生します。
下塗り後乾かしてから、既存の色に近い材料で上塗りです。

投稿者Toyoshima : 17:36 | トラックバック

2020年07月07日

キッチン前タイル張り

 


キッチンを交換し、その前の壁にタイルを貼っています。
最近、キッチンパネルという材料を張ることが多いですが、こういった特徴あるタイルを貼るのも趣があります。
アクセントで使うのいいかもしれません。

投稿者Toyoshima : 13:30 | トラックバック

2019年07月12日

絨毯の修繕

 


キッチンの交換に伴い、敷いてある絨毯が足らない部分が出てきました。
当初は、違う素材の床をやる予定でしたが、違和感があるので、同じような色のじゅうたんをつぎ足しました。
同じような色とはいえ、新しいもの古いものでは、色が合いませんが、ご了承いただいて張りました。
継ぎ目がわかりにくいよう新しく張る絨毯の切り口を何度か合わせていました(これが大変そうでした)。
古い絨毯と新しい絨毯の下に両面テープのようなものを敷き、アイロンで温めて(上の写真)、両者を張ります。
色の違いはありますが、きれいにつなぐことが出来ました。

投稿者Toyoshima : 14:50 | トラックバック

2019年06月20日

リフォーム床




賃貸物件で、床の傷が多いため、直すことになりました。
床などの傷は、傷直し専門の業者がいて、そこにお願いすることが多いのですが、
ひっかき傷、引っ込み傷、すったような跡、変色などその数量が多すぎて、費用が掛かってしまうことや、思ったほどきれいにならないと判断して、床を張ることにしました。
ただ、張り替えると、解体費もかかり時間もかかります。おそらく、コンクリートの建物なので現状の床がボンドで接着されているとなると、きれいにはがすことが難しいです。

その上から張るとなると、厚みが付きすぎてしまうのですが、リフォーム用の床という厚みが6?しかないフローリングがあります。
写真は、途中まで張っています(色が近いのでわかりにくいかも)。
これも、ボンドで接着ですが、ところどころ脚の短い釘で止めています。
これで、完成すれば新品同様です。

投稿者Toyoshima : 13:46 | トラックバック

2019年06月14日

床の補強




1階の縁側(庭に面している廊下)の床が、劣化して上に乗ると下に下がるようになっていました。
張ってある合板材が、経年変化で劣化し、肌別れを起こしている、よくある現象です。
すぐに抜け落ちることはありませんが、生活するうえでストレスになるので、張り替えています。

投稿者Toyoshima : 13:47 | トラックバック

2019年05月24日

棚板の取り付け




店舗の壁にお店の方が、棚板を取り付けたところ、落下してしまったので、再度取付です。
壁が、石膏ボードなので、ボードアンカーを使ったらしいのですが、アンカーごと取れたそうです。
大工さんに再度間柱などの骨の位置を確認してもらい、棚板を取り付ける前に補強用の板を張り(手摺と同じ要領)、棚取付ました。

投稿者Toyoshima : 16:42 | トラックバック

2018年12月07日

撮影用のセットの塗装

 


特殊な工事ですが、写真家の方の撮影用のセットを作っています。
被写体の背景に使うもので、この裏面には、白いタイルを張ります。
写真は塗装で、下の写真が塗料です。ネット通販で購入しました。
グレーの色をまず単一に塗り、ベースとします。
その上から、2種類の塗料をビニール袋を使って、たたくように塗布します。
正直、塗装業者さんはためらっていましたが、最後は慣れてきて、きれいにできるようになりました。
仕上がりは、モルタルが風化したような、ムラがあるような感じになって趣があります。
ただ、見た感じについては、人によって変わるので、立ち会って状態を確認し他方が良いでしょう。ご自分で塗装も可能かと思います。
いろいろな商品があるので、こちらも苦労と勉強の連続です。

投稿者Toyoshima : 17:25 | トラックバック

2018年12月05日

床のシート張り




店舗の床張工事です。
現在、無垢板の床材が張ってあるのですが、幼児向けの商品を扱うということで、幼児が床を這った時に、床材と床材の隙間、木の表面の粗さが良くないということで、上にシートを貼っています。
木目調のシートで写真でいう遠くの方から貼っています。
下地となる木の床材が平滑ではないので、アースシールというモルタルのような材料で平滑にして、ボンドを塗布して、貼っていきます。

投稿者Toyoshima : 11:38 | トラックバック

2018年11月16日

壁クロス下地




古い住宅の洗面所の改装です。
洗面化粧台の交換に合わせて、壁の内装工事も行っています。壁の腰下は、タイル張りになっていて、腰上が塗り壁になっていました。そこをビニルクロスを張るのですが、そのままでは、貼ることができないので、合板を下地にすることにして、大工さんが合板を張っています。

合板は、ラワンの4ミリ厚です。厚みは、壁のチリ・・・柱や枠材などと壁との差(合板を張ることで、壁が枠材などより飛び出ないようにする)によって、合板の厚みは変えます。
合板は、低ホルムアルデヒドの耐水。
合板であれば、クロスを張ることができます。
古い住宅で壁がボードや合板以外の場合、この方法で施工しています。

塗り壁のまま貼れないことはありませんが、強力な接着剤を塗布したり、壁を平滑にするため前面にパテを施すので、クロス業者の時間と施工費がかかります。また、それでもクロスのジョイント部などはがれる恐れもあるので、なるべく下地を張るようにしています。

投稿者Toyoshima : 14:20 | トラックバック

2018年07月27日

クロス下地




古い貸家を改装しています。
壁が塗り壁である意味、味はありますが、借りる人にとってイメージが悪いということで、
ビニルクロスの壁にしようということになりました。ビニルクロスなら、古くなったら貼替もできます。
ただ、左官業者が行う塗り壁や、塗装仕上げの壁に直接ビニルクロスは貼れません。
とはいえ、壁を壊してまで直すという予算や時間もない時は、写真のように合板を貼ります。この合板がビニルクロスの下地になります。
合板もしっかり止める下地がわからないので、釘とボンドを併用します。
釘は、細いものを使い、特に周囲に細かく打ち込みます(周囲だと、柱などにあたることが多いため)。
あとは、ボンドが乾けば、そうはがれることはありません。
また、合板も耐水合板にします(ビニルクロスのノリが湿気があるため)。
隙間のできないよう、きっちり貼っていきます。
写真は、階段のところなので、大工さんも合わせていくのが大変そうです。

投稿者Toyoshima : 09:04 | トラックバック

2018年07月12日

間仕切り壁墨だし




子供室を二つの部屋に仕切る工事です。
元々仕切るように考えられており、入り口のドアは二つあります。
その中間に新しく壁を作ります。
写真は、その工事に入る前の段階です。
床はそのままなので、シートで養生し、周りも養生しました。
その後、壁の位置を出します。お客様からは、事前に壁の位置は指定されていますが、
測定して、ちゃんと位置出しをします。
写真中央に緑色に発行しているのは、大工さんたちは、レーザーと言っています。
水平や垂直を出す電池式の水準器です。
価格によって、その機能の範囲は変わりますが、ここでは、縦と横の墨(線)を出すことができ、そのまま垂直の状態もわかります(写真奥の壁に光っている線)。
また、壁には、水平の光も出ており、これで床が水平かわかります。機械自身に垂直水平を保てる機能がついているので正確です。
リフォームの際には、こういった光景が見られます。

投稿者Toyoshima : 10:27 | トラックバック

2018年06月02日

小規模改修

  


築何十年でしょうか、40年いっているのではないかと思います。
便所、玄関、浴室前(便所前)廊下の床の改修です。
便所は、施工前を撮り忘れましたが、いわゆる汽車便といって和式の段差のある床の便所です。床をフラットにして、洋式の便器とウォッシュレットを設置しました。
まだ、壁の塗装が残っています。便所が1か所しかないので、急ピッチで仕上げましたが、それでも一晩我慢していただきました。
廊下の床は、浴室の入り口でもあり、建具が壊れ、水がかかり、床が腐食するという連鎖でした。床をはがし、その下の骨組みを直して、防腐剤を塗布し、新規に床を作っています。
玄関は、木製のドアをアルミ製のドアに交換しています。玄関なので、どのような状況であれ、1日で終わらせないといけません。
どの工事もつきものなのが、建物の倒れです。
建物が傾いていたりすると水平や垂直がありません。どこを基準にして工事を行い、どのあたりを妥協するか。小規模で短期間の工事ですが、考えるところはいっぱいあります。

投稿者Toyoshima : 11:42 | トラックバック

2018年05月02日

倉庫の便所




当社の倉庫には、男子用の小便器しかなく、兼ねてから洋式便器に変えようという内部の声があり、不要な材料の整理もしたかったので、改装しました。
排水の配管の都合上、床を15?上げています。通常の住宅の改装では、上げるということは、まずしませんが、自分の倉庫なのでそこは妥協しました。
便器については、新規に購入しましたが、その他は、倉庫にあった在庫品です。
床は、タイル業者よりいただいた色の違うタイルを市松模様にしてなんとか間に合わせました(笑)
壁は、腰までを尿や水の飛び跳ね対策として、キッチンパネルを使用。これは、住宅の改装
でもよく使う方法です。清掃性もよくお勧めです。
壁の上部と天井は、杉板を張りました。これは、ご愛敬です。
便器の後ろには、棚板を。これは、TOTO製品で問屋さんから譲っていただいたもの。

お客様の住宅にこのような勝手なやり方はできませんが、何かのヒントになればと思います。

投稿者Toyoshima : 14:34 | トラックバック

2018年03月03日

内部壁塗装




マンション内の元事務所だったところを改装しています。
壁塗装というタイトルになっていますが、写真は、梁型を塗装しています。
もともとコンクリートで壁や梁型が仕上がっていました。壁をふかしてビニルクロスという考えもありましたが、狭くなるのでそのまま塗装にしました。
とはいえ、コンクリートには、亀裂が入っていたり、モルタルで補修したりと平滑な仕上げにはなっていません。
そのため、塗装前にパテ処理をしています。塗装面を平滑にする下地工事です。
それが乾いてから、塗装を刷毛を使うところもありますが、ほぼローラーで塗り上げていきます。2回から3回は塗っています。
この次は、ビニルクロス工事です。

投稿者Toyoshima : 15:08 | トラックバック

2017年12月21日

カーペット張り替え




マンション内にある階段から廊下にかけてのカーペットの張替えです。

作業としては、既存のものを剥がして、新規に張るという作業になります。
カーペットの下には、フェルトと言ってクッション材が張ってあり、基本的にはそれは再利用します。また、壁際には、カーペットを固定するためのグリッパー(薄い板に釘の先のような金具がついている)も再利用します。
ここでは、階段もあったので、ところどころに接着剤を使用しているところもあります。

カーペットの種類も多様で金額にも幅があります。
毛足の長いものから、密度の濃いもの。色も様々。用途と好みで変わりますので、サンプル兼用のカタログを見て検討してください。

投稿者Toyoshima : 09:42 | トラックバック

2017年10月19日

事務所改装工事

 


新たに事務所を借りて、その内装(含む電気)工事を請け負いました。
水回りを除く内装工事で、壁は、すべてシナ合板を横にレンガ張。机、作業場など
シナランバーコアで、すべてシナという材質で仕上げます。
シナという材質から白い仕上げになり、明るくなりました。
パッと見て、どこかの工房のようにも見えます。

電気の配線を除き、大工さんが終わるとほぼ終わりです。
このあと床にカーペットを敷きこんで完了です。

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2017年10月06日

天井塗装




既存の天井が塗装仕上げでした。経年変化もあり、下地のボードの継ぎ目通りにひびが入ってしまいました。
ちょうど2階バルコニーの雨漏りもあり、天井が雨によってシミができてしまいました。
そこで、防水工事を施し、雨漏りが止まったことを確認して、天井の補修を行いました。

ひびには、パテだけでなく、寒冷紗という継ぎ目補強のテープを貼り、それからパテで調整して塗装しました。
写真の下の職人さんは、パテを調合して作っているところです。天井の一部に一度目のパテをした後が左の職人さんの後方に見えます。

左の職人さんは、照明器具周りの細かい部分を小さい刷毛で下塗りしています。
塗装自体は早いのですが、下地のパテの乾き具合で時間がかかります。

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2017年04月13日

鉄部の塗装




共同住宅の共用の階段の塗り替えです。
建物内にあるのですが、塗装が剥げており、錆も見え始めたので、再塗装となりました。

まずは、錆と浮いた塗装をケレンして(こすり落とすような感じ)、下地材を塗ります。
これは、接着をよくあい錆止めとして塗っています。実際の仕上げの色は、この色ではありません。
そのため、下地を塗っているとお施主様に色が違うのではと、言われることもあります。

階段の踏面(足を乗せる部分)は、コンクリートなので塗装しないため、ビニルとテープで養生しています。階段の裏も鉄部が見えているので、塗装するため壁に塗料が落ちて付かないよう壁も養生しています。

塗装工事の欠点は、建物内の場合、においが少しこもるのが、難点です。水性塗料があって、においがほぼしないものもありますが、耐久性を考えて油性で工事をしています。

投稿者Toyoshima : 13:56 | トラックバック

2017年04月06日

床張り替え




店舗の床を張り替えました。
無垢の床材で塗装も剥がれ、傷もついていたのですが、それよりも
床材そのものが、浮いてきてしまい、歩行に支障をきたすようになったため張り替えました。
床材は、その下のコンクリートに直にビス止めでした。

新規の床材は、ヒノキ材にしました。既存床を撤去して、新規に貼り直し塗装業者がその上から着色、ウレタンで保護しました。
これから、家具を戻して明日からの営業に備えます。

投稿者Toyoshima : 17:33 | トラックバック

2017年04月04日

キッチン扉張り替え。クロス張り替え

 


・和室の壁に新規にビニルクロスを張っています。(写真上)
本来塗り壁の上には、ビニルクロスは直接張らないことが多いのですが、ここでは、強力な接着剤と全面パテをしごいて平滑にして、張っています。
元は、じゅらく壁という塗り壁で左官業者が施工する仕上げです。経年変化で表面の骨材(砂のような状態)が触れると落ちてくることがあったり、肌にあたると痛いという方もいて、ビニルクロスに変えることが多いです。
ただ、ビニルクロスでも和調のデザインもおいので、和室の雰囲気を損なうことはありません。

・キッチン扉のフィルム張(写真下)
もう完成された写真ですが、既存のキッチンの扉の表面にフィルムを張りました。商品としてあり、たびたびこのような仕事もあります。
張り終わるとちょっとした新品のキッチンになります。
デザインも豊富なので、キッチン交換までは・・・という方にはお勧めです。

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2017年03月23日

コルクタイル張り




現在フローリングの床ですが、高齢の方が転倒した際、少しでも柔らかく足にやさしくということで、コルクタイルを張っています。
現在の床を壊して直すのは費用も時間もかかるので、現状の上に張っています。
ただ、それによって、出入り口の部分とか床下収納庫とか手直しもしました。

一度角から仮並べをして、配列を決めて、壁際や窓際の加工をします。それから裏返しして、接着剤を塗っていきます(写真)。それから、張っていきます。

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2017年02月07日

フロアタイル張り

 


店舗工事の床です。
もともと、フローリングだったところをフロアタイルにしています。
既存の床はそのままで、薄くセメントで均して、その上に専用ボンドを張って仕上げていきます。

タイルは、45センチ角です。
建物がやや変形していたので、入口を基準に奥へ向かって張っていき、変形を奥で消化していきます。奥は、家具や設備が置かれるので見えなくなるからです。
廻りのクロスも終わり、コンクリートの壁も残しつつ仕上げているので、出来上がりが楽しみです。

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2017年01月11日

杉のフローリング




久々に無垢のフローリングを張りました。
もともと和室で畳だった床を板張りにしたいということで、お施主様の強い希望で、無垢のフローリングになりました。
無垢のフローリングも材木屋さん、インターネット、ホームセンターなどで購入できますが、材種等かなり多くあるため、選別も大変です。
ここでは、お施主様が国産杉で、なおかつ塗装品ではないものということにこだわっていられましたが、ちょうど取引先で安く仕入れることができました。
表面がやや柔らかいtぴう難点はありますが、風合い、素材感、においなど日本の家に合う材木だなと改めて感じました。
無垢ですから、当然色合い、木目など様々。節もところどころありますが、それがまた味が出ます。
年月がたつとよりいい風合いになるでしょう。

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2016年11月18日

事務所改装

 


施主は、写真家。実は、これが3度目の工事。
2度目の工事は、スタジオで同じビルの6階にあります。
今回は、拡張?として、3階に事務所を作りました。
基本的にスケルトン(天井、壁、床がなく躯体そのまま)で、床を除き、白く塗装。
床は、ほこりなどがたたないようクリアで塗装しています。
写真のいくつかの調度品は、施主が用意したもので、その雰囲気に合うちょっとアンティークな仕上がりにしています。
一部の壁にレンガタイルを張って、アクセントにしています。

投稿者Toyoshima : 13:54 | トラックバック

2016年11月02日

壁の均し工事




店舗の改装工事です。
元々タイルが張ってあり、それをはがして、そのままの仕上げにしようと思ったのですが、そうはうまくいかず、ガタガタの壁になってしまったので、左官業者にモルタルで平滑に均してもらっています。
タイルの下が、そのままコンクリートの躯体でした。
その上にモルタルを塗るのですが、そのままではすぐに剥がれるので、プライマー材という接着剤のような液状の材料を塗ります(写真)。
それが乾くぐらいのときにモルタルを塗ります。
ここでは、金鏝で平坦に均してもらいました。そのあとに塗装します。

投稿者Toyoshima : 14:52 | トラックバック

2016年10月27日

床張替え

 


和室の畳から、フローリングに変えます。
フローリングは、商品によりますが、ベッドを置くようになるとのことで、フローリングにするとの要望です。ここでは、大建工業の合板フローリングにします。

まずは、畳を撤去し、骨組みから始めます。
フローリングの厚みが12?で、畳が60?ですから、その間を厚み30?の木を組んで、その上に下地となる厚み12?の合板を張り、その上にフローリングを張ります。
時間とコスト面から、木の骨組み直にフローリングを張ることもします。
木の骨組みの間には、断熱材も入れました。2階だったので、階下への音の考慮と少しでも断熱効果を考えました。
レベルを見たり、補強したり、フローリングを張る作業よりも下地を組む方の作業が時間がかかります。
ここでは、床下がへーベルだったのでちょっと苦労しました。

投稿者Toyoshima : 09:45 | トラックバック

2016年09月15日

塗装工事上塗り




下地処理ができたら、本塗装になります。
カラーワークスという会社の塗料を使います。水性なのでにおいもなく、割と乾きも早くて便利です。
色は、お店の方と設計事務所の方が選んでいます。

塗り方は、いろいろありますが、ここでは、面が大きいことと斑をなくすため、ローラーで塗っています。
このローラーも頭の部分を変えることで、フラットに仕上げたり、ある程度の凹凸がつけられるように
できます。
他に、一般的には、刷毛引きです。刷毛の場合は、塗り斑ができやすいので注意します。
刷毛も大きさや毛の硬さなど結構種類があり、状況によって使い分けています。なかには、細かすぎると筆を使っていることもあります。
あと、吹き付けることもあります。数量をこなし、一番斑なくできる方法ですが、場所を必要とするので、たいてい塗装業者さんは持ち帰っています。

投稿者Toyoshima : 07:29 | トラックバック

塗装工事下地処理

 


美容院の一部を改修する工事です。
お店側から、裏側(洗面室)が見えないように、大きな引戸を作りました。
建具業者が製作した引戸で、シナ合板という板で仕上げています。
板のままだと汚れるとかあるので塗装をします。店舗なので、着色してアクセントにしようということです。

塗装業者が色を塗るのですが、いきなり色を塗るのではなく、紙やすりを一度当てます。
そうしないと塗装した時に表面がけば立って、ざらざらした感じになってしまいます。
紙やすりを当てることで、それを防ぎます。
あと、汚れがあるとシンナーで拭き取ります。塗る相手が木部だとこういう作業が入ります。

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2016年07月27日

土間工事均し




会社のある商店街の空き店舗の改装工事です。
天井壁などが終わり、店舗の土間工事です。前の店舗が飲食店なので、不要な配管を撤去したり、
家具撤去すると、土間がガタガタになってしまいました。
そのまま貸し出すわけにもいかないので、モルタルを均等に店舗全体に塗りました。
レベルを出して水平を見て、その墨を壁に出します。それに合わせて塗っていきます。

商店街の通りに面していたので、ミキサー車を呼んで、一気に土間へ流し込み、奥から均していきます。
この作業は、一度で済まず、均した後乾かし、また均しを繰り返し、表面に水っ気がなくなるまで行います。
この時期なので、温度もあり、風にあたるところなので乾きは早いです。ただ、真夏の状態だと固まるのが早すぎて、左官業者さんは大変です。
冬だと乾かないので、これも時間がかかり大変です。
朝10時前ぐらいから作業していますが、おそらく夕方近くまでかかるでしょう。
明日、一日置いてから、最後の設備仕上げに入ります。

投稿者Toyoshima : 11:01 | トラックバック

2016年06月28日

土間工事左官




工場の倉庫の一部を事務所にするための改装工事を行っています。
元々外部だったところを増築した倉庫で、作りも簡易的なものです。
壁を作ったり、断熱材を入れたり、ボードを張ったりとして、事務所として使えるように仕上げていきます。
ただ、床を作ると天井が低いため、あまり床を上げたくありません。しかし、土間のままともいかず、タイルカーペットを張ることにしました。
ただ、そのまま張るには、床が斜めだったり行きたないので、左官業者さんにモルタルで水平に均してもらっています。
建物内なので、天候に左右されない点では、いい現場です。
ドラム缶のような、モルタルを練る機械を持ち込み、奥の方から順番に塗っていきます。
鏝など使って均していきますが、温度や湿度によって、塗り方も調整しなければならず、一見簡単そうでとても難しい仕事です。

投稿者Toyoshima : 09:46 | トラックバック

2016年05月14日

畳採寸

 


マンションの改装工事です。
洋間を和室に変えます。変えるのは床材だけです。
既存のフローリングをはがして、新規に畳を作ります。フローリングの厚みしかないので、薄い畳にはなってしまいます。
縦横の寸法を細かく測っていきます。微妙に壁が変わっているところもあるので、単純に縦横だけでなく、各々4か所づつぐらい測っています。
この寸法に従い、畳を製作します。

投稿者Toyoshima : 15:20 | トラックバック

2016年03月12日

ドア枠塗装




トイレの入り口のドア枠を塗装しています。
仲と外の色を塗り分けにしたので、外側を着色した職人さんが、中の塗装の下地をやっているところです。
最近は、サッシメーカーや建材メーカーの建具を使うことが多くなりました。
メーカーの建具は、枠材も一緒なので、取り付けるだけで完成します。ですから、枠や建具を塗装することはほとんどなくなりました。
ここでは、幅が狭く規格の商品が取り付けないので、木枠を大工さんが削って組んで取付ました。
そうなると今度は、塗装業者さんに塗装してもらいます。色はともかく、塗装することによって木枠を保護し、汚れも付きません。
あとは、好みに合わせた着色が可能です。色のツヤも仕上げのニス材で変えられます。
コストはかかりますが、自由にできる良さはあります。

投稿者Toyoshima : 09:50 | トラックバック

2016年01月14日

ビニルクロス張り




内装の仕上げ工事です。
ここは、シナ合板で壁天井を仕上げたり、杉の羽目板で仕上げたりと、大工さんによる主な仕上げが多かったのですが、一部ビニルクロスで仕上げるところもあり、その工事に入っています。
特に写真は、1階の便所で階段の下にあたることから、天井が階段状に仕上がっており、それに合わせて張っていくので、施行者としては大変です。
どの部屋もボードの下地なので、ボードのジョイント、ビス止めの頭などをパテで平坦にして、クロスにノリをつけて貼っていきます。
クロスを貼ると一気に仕上がった感じになります。楽しみでもあります。

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2015年11月02日

リフォーム階段




既存の階段の仕上げ材が、絨毯でした。汚れてしまって、取り替えることになりましたが、
同じ絨毯では、清掃面等メンテナンスが大変なので、違うものにしたいということで、リフォーム用の階段にしています。
リフォーム用の階段材は、建材メーカーからいろいろと出ていますが、今回一般の床も張り替えているので、その色に合わせるため、同じメーカーにしています。
階段を作り変えるという事は、大変大掛かりな工事です。
また、住みながらですと、2階へ上がれなくなってしまいます。そこで、建材メーカーでは、階段のリフォーム用の商品を出しています。

絨毯をはがすと下地のコンパネ(12?厚の合板)がでてきます。簡単に言うとそれに張っていきます。
踏面面、蹴上面、鼻先など各部位ごとに材料が出ています。それを選んで施工していきます。
同じ絨毯や長尺シート系でも簡単に施工できますが、仕上がりは、階段らしくてこちらの方が、いいでしょう。フローリングと同じですから、清掃性も良いです。

投稿者Toyoshima : 09:16 | トラックバック

2015年10月21日

改装仕上げ

 


久しぶりに、内装仕上げをほぼ木製にした現場の仕上げ完了写真です。
上は、リビングからキッチンを見たところ。天井は、シナ合板、壁は、構造用合板(松)、屋根などの構造材は、露出。床は、無垢のフローリングです。
そういうところに、輸入のタイルを2色無秩序に貼って、アクセントにしています。
下の写真は、その見返しです。
さっぱりした、明るくて、木の匂いのする小さいながらもいい空間になりました。
当然、設計時事務所がデザイン及び設計監理しています。どうしても、簡易なクロス仕上げになりがちなところを、違う視線で見ているのは、設計事務所ならではですね。
ちょっと(?)大変だったけど、面白い空間になりました。

投稿者Toyoshima : 14:23 | トラックバック

2015年10月01日

台所のタイル張り




キッチンの前の壁にタイルを貼っています。
現在、キッチンパネルと言った火や水に強い合板を貼ることが多く、タイルは少なくなりました。
でも、デザインや好みからタイルを貼ることもあります。
タイルも大きさや色、素材によってイメージが大きく変わります。
いろいろとサンプルを取って、できれば現地で確認しましょう。

ここでは、輸入タイルを使っています。国産との違いは、1枚1枚の大きさが不ぞろいで、精度としては、劣りますが、色や素材の感じなどは、独特のものがあり。目地の色も考え合わせるとおしゃれな感じになります。タイルの大きさの不揃いも、味わいがあります。

安くはない素材ですが、面積が大きくないので、いかがでしょうか?

投稿者Toyoshima : 11:43 | トラックバック

2015年08月27日

化粧天井




思いっきりピンぼけ写真。
天井の仕上げをシナ合板にしています。天井の高さを高くしたい、デザインと言う点から、
上の階の床組を現しにしました。その下に天井を作るのが普通ですが、床組の中に天井を貼りました。
それもクロスとか塗装仕上げでなく、シナ合板と言う板材にしています。
骨組みと骨組みの間に切り込んで入れるのは大変なので、シナ合板の周囲は、目透しにしてます。
目透しとは、合板と骨組みの間を何?か開けるということです。
シナ合板は、白っぽい板材なので、明るい感じになりました。

投稿者Toyoshima : 13:44 | トラックバック

2015年07月22日

カウンターのタイル張り

 

店舗の便所内の手洗いカウンターをタイルで仕上げています。
25?角のモザイクタイルをカウンター天板と手前の垂れ壁に張っています。
木下地の上に、専用ボンドを塗り、タイルを貼り付けます。その後、目地に白セメントを詰めていきます。タイルが白なので、目地も白にしましたが、タイルの色やデザインによっては、目地の色を変えることもあります。

投稿者Toyoshima : 09:20 | トラックバック

店舗内装、塗装




店舗の改装です。天井及び壁を塗装で仕上げています。
天井は黒く、壁は白くという、2トーンです。
店舗工事は、住宅とは違いセオリーがありません。いかに奇抜にするかとか、清潔感を出すかとか、店の雰囲気を表現できるようにします。塗装工事は、色を決めれば、後は塗るだけなのですが、白など明るい色だと、下地の色が出てしまうこともあるので、かえって大変です。
2回塗るところを3回塗ることもあります。改装だとどうしても、思ったようにいかないこともあります。
こだわりも必要ですが、どこで、妥協点を出すかも必要です。

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2015年04月28日

タイル張り




いつも一番最後になってしまうタイル工事。
どうしても人の出入りがある玄関で、外構との絡みもあるので、最後になってしまします。
玄関内外のタイル割を考えて、墨出しをして、基準を作り、タイルを貼っていきます。
大きな面積ではありませんが、タイルを貼るとそのあたりがしまって見えます。

足を滑らせてしまうことを考え、大理石のようなタイルは貼れず、どうしてもやや地味な感じにはなりますが、色合いの組み合わせ、タイルの大きさでアクセントを出すのも良いでしょう。

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2015年03月27日

畳敷き




最近、少なくなった和室。それと共に畳の工事も減りました。
和室と言っても、柱など造作材は現さず、畳が敷いてある洋間と言う感じです。
これは、建築基準法にからむところもあります。構造体としての柱や梁などが、露出できない場合があります。
また、木材を露出するとなると、それなりの材料となり、コストにも影響します。
当然大工さんなどの職人さんの技術や時間もかかるので、人件費も上がります。
そういったことから、畳が減ってはいますが、やはり日本人として、畳は、残していきたいものです。

フローリングなどは、早くから張りますが、畳は最後に敷き込みます。
和室の内部が出来上がると、畳業者が床を計測し、畳を製作します。
建物によって、微妙に寸法が変わるので、どこの畳も同じ寸法ではありません。
畳の敷く順番もあり、どこへ置いてもいいというものではありません。畳を裏返すと、その畳業者特有の記号が振ってあるので、一度見てはいかがでしょうか?

畳にも種類があって、畳表【イ草】が、国産、中国産でも変わりますし、色の褪せにくい薬品が入った畳、畳の芯がスタイロフォームになっているもの・・・さまざまです。
また、縁のない、よく言われる琉球畳というのもあります。
厚みも薄いものから6センチぐらいまであります。
縁も柄や色がいくつかるので、部屋に合ったものを選びましょう。

畳は、経年変化で擦り減ってしまい、芯も弱くなってしまいます。早めでしたら、畳表を裏返したり、張替えたりすることができて、そんなに費用も掛からず、また長く使えます。
芯が弱くなると、新規に取り換えますが、段取りよくすれば、1~2日でできるので、他の床材よりも簡単です。

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2014年09月04日

床暖房用タイル張り




リビングに、新たに床暖房をやることになり、その工事が終わりました。
既存の床材は、無垢の桧のフローリングでした。
ここでは、東京ガスの温水式床暖房を採用したので、簡易に工事をするとなると、既存の床の上に床暖房のマットを敷き込み、その上に床材を仕上げます。
ただ、それだと、床が24?上がってしまい、他の部屋との段差ができる、建具をカットしなければならない、その他多数の支障が出るので、床暖房のマットの大きさ分だけ床を撤去し、24?床を下げました。
さて、仕上げですが、フローリングではなく、タイル仕上げになりました。
床暖房は、フローリングでなくても、カーペットやタイルなどができます。ただし、東京ガスが認定する材料でないといけません。
タイルは、じかに床暖房マットの上に張ることができないので、タイル下地に厚さ12?の合板を張っています。
タイルは、30?角(台所で30?角のタイルを貼っているので合わせた)で、床暖房のマットの大きさから、タイルの範囲を決めました。計算してできたので、タイルの半端が入らなようにすることができました。
桧とタイルの組み合わせ、段差もなくちょっと面白い感じになっています。
まだ、夏なので床暖房は使いませんが、冬のこのリビングが楽しみです。

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2014年08月11日

内装壁塗り




室内の壁で、構造用合板を張って、それをキシラデコールと言う塗料で仕上げています。
外装によく使う防腐塗料ですが、室内用の水性もあります。

室内なので、枠とか小さい部材なら油性でもにおいがすぐなくなりますが、壁や天井全部だとにおいの問題が出ます。
ですから、キシラデコールに限らず、水性を使うことがあります。

キシラデコールは、ホームセンターでも手に入り、塗りやすいので一般の方でも塗装できると思います。
また、キシラデコールに限らず、いろいろな塗料がありますから、適正なものを選んで、仕上げてみるのもいいでしょう。
ここでは、木目を生かしていこうというのが、主体です。色については、その他の壁の白と対象にするために濃くしています。
色の種類も多いので、ぜひご一考を。

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2014年07月26日

和室の壁改修

 


和室の壁改修と言うよりは、壁のクロス下地です。
既存の和室を改修するに当たり、洋間に変えてしまう方が多くなっています。
ここでは、古い民家の改修工事を行っていますが、和室の趣は残したいものの左官仕上げの壁が、汚くなっていたり、はがれていたりしていました。
そこで、もう一度左官業者を入れて、壁を塗り直す方法もあります。
ただ、単価が高めで、工事の時間も乾燥する時間などを考えると、長くなります。
そこで、クロスを貼るのですが、塗り壁のままでは、基本的にはクロスは貼れません(下地の調整によっては可能です)。
そこで、壁に合板を張り、その上にクロスを貼ります。クロスであれば、将来貼り替えるのも簡単です。
合板は、状況によりますが、厚み4?ほどです。それ以上厚かったりすると、壁に合板がなじまないので、この厚みがちょうどよいです。
古いアパートなどの改修もこの方法が多いです。

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2014年05月17日

クロス張替え




住みながらのクロス張替え工事です。
場所が無いことが多く、養生と家具移動などが、最初の仕事です。
工事よりも 準備が大変です(笑)

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2014年04月16日

玄関タイル張り

 


玄関土間及び外部ポーチの床仕上げをタイルにしています。
基礎工事の段階で、土間にコンクリートは打ってあります。その上に張るのですが、高さや水平の調整として、一度中塗りと言ってモルタルを塗ります(左)。
それから、タイルを貼っていきます。
ここでは、100角(100は、目地を入れての寸法)のタイルで、通常3枚×3枚の9枚が1シートになっています。これを貼っていき、端など半端なところは、タイルを切ったりして調整します。
貼り終わったら、目地を塗り込みます。

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2014年03月22日

クロス張り




いよいよ仕上げ工事です。
内部造作で、塗装工事も終わり、建具も終わると、ビニルクロス張りの工事です。
基本的に、石膏ボードの上に貼りますが、まずは、ジョイント部・釘やビス等の頭をパテで平滑に処理します。程度によりますが、2回ほど、パテを塗ります。これは、クロスを張った後にジョイント部やビス頭などが、浮いて見えてこないようにするためです。
塗ったパテが乾いたら、へらなどで平滑に削ります。
それから、ビニルクロスを貼ります。貼るときは、、天井から壁と言う順番に貼ります。
クロスの材料は、幅が約90?。あとは、ロール状で何メートルにも巻いてあります。
寸法を測って、ひつような長さにカットして貼っていきます。
天井の場合は、長手方向に、壁は上から下へと貼ります。
クロスにノリをつけて貼っていき、へらで伸ばしながら、中に入った空気を出していきます。しわが出ないように貼って完成です。

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2014年03月17日

内部造作塗装




ドア枠やボード張りが終わった後に、塗装業者が枠材を塗ります。
ただ、一般的に枠材などは、建材メーカーの商品を使うことが多く、それらはほとんどがシート張りなので、塗装の必要はありません。
その分、工事は速く進みますし、塗装費がいりません。
ただ、その材ではできない加工のおさまりが出来たり、好きな色や材料を使いたい場合は、やはり塗装工事が必要です。
塗装もウレタン、オイルステインなどからペンキ、自然塗料など様々。
機能、仕上がり、コストを考慮しつつ、選んでいきます。

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2014年01月31日

天井ボード張り




天井の骨組みができたら、その上に石膏ボードを張ります。
石膏ボードは、厚みが天井の場合9.5?、壁が12.5?です。但し、3階建てなど防火の基準が厳し所では、厚くなることもあります。
ボードの長手のジョイントは、同じ方向に合わせていきますが、短辺方向は、同じ位置にジョイントが来ないように交互に張ります(クロスなどの下地の割れを防ぐため)。

常に上を向いての作業なので、張る方は大変です。

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2013年11月21日

土間のモルタル仕上

 


もともと店舗だったところを、解体しその床(土間)をモルタルで均しています。
以前あった配管を撤去したり、備え付けの造作を撤去したら、床がガタガタになってしまいました。
次が倉庫になるので、できるだけ平滑にした方がよいだろうということで、左官業者にモルタルで均してもらっています。
下は、もともとコンクリートなので、直接モルタルを塗ります。
ただ、面積が広いので、モルタルの乾燥時の収縮で、割れてしまうことを考えて、ワイヤーメッシュという、細い丸棒が網目に組んである材料を骨材として敷き込みました。

左の写真は、モルタルを練る機械です。この中にセメント、砂を適正な配分で入れて、水を混ぜて、撹拌します。3?ぐらいまでなら、船という箱の中に、セメント、砂、水を入れて、鍬やスコップを使って手で練りますが、面積が広いとそれでは、時間も労力もかかってしまうので、機械を使います。

これよりもっと大きな現場になると、ミキサー車で練ったものを直接持ってきます。

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2013年11月17日

モザイクタイル張り




写真撮影用の台にモザイクタイルを貼ったところです。

タイルも種類は、多くありますが、モザイクタイルというと、写真のように小さなタイルを指すことがあります。
写真の場合は、25?角のタイルです。1枚1枚貼ったように見えますが、商品としては、25?角のタイルが30?角のシートになっています。
タイルは、専用のノリを使って貼っていき、目地が均等になるように貼っていきます。
それから、目地を埋めます。目地も色の種類があるので、タイルの色との組み合わせを考えて選びます。

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2013年11月16日

吹き付け塗装




ちょっと特殊な工事で、写真家の方の撮影用の台を製作しています。
木製で、台を作り、それにタイルを貼る部分とその台にガラス入りの格子を組み合わせます。
その格子を塗装しています。
細い材であることから塗りむらをなくすため、吹付けしています。
あまり、吹付け塗装はしませんが、こういった特殊な作業では使用します。
また、色を白く塗るため、何度も吹付けます。吹付けては、乾燥させ、また吹付けてと3回ぐらい続けます。白い色もしくは、白に近い色だと、1回ぐらいでは、地の色が見えてきてしまうので、吹付け回数も増えます。
刷毛塗の場合でも、薄い色は、1回ではだめです。何度も塗る必要があります。

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2013年10月25日

新規畳の敷込み




マンションのリフォームで、洋間から和室に改装しました。
床を壊して下地からやり直し、新規に畳を敷きました。
畳屋は、木工事が終わり、部屋の大きさが決まってから、寸法を取ります。
うまく作っても、やはり直角や長さなど多少の違いはあります。それを考慮して、出来上がった寸法を取り、畳の敷き方を考えて、1枚1枚の寸法を計算します。
ですから、畳を敷き込むのに順番があります。適当に敷き込んでも入らなかったり足らなかったりします。
畳むを上げて裏側を見ると、何らかの符号があります。畳屋によって違いますが、それが畳の入る位置や方向なのです。
畳は、年数が経っても、畳の表面を裏返したり、貼り替えたりします。新規にするのは、かなり年数が経ってからです。その時に、その符号が役に立つのです。

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2013年10月22日

建具取付とクロス張

 


建具工事と内装工事を同時に載せたのは、今回建具の表面仕上げが、ビニルクロス張りだからです。
これは、よくやることで、壁のクロスと同じ柄にすることで、統一感を出すためです。
クロスを建具の小口も含めて、ぐるっと張り込んでしまうこともありますが、汚れやクロスのはがれ防止には、建具の木口は残す大手貼りという方法が望ましいです。
材料は、今回はスプルスですが、特定するものはありません。小口と建物の面に数ミリ差があるので、そこにクロスを貼っても、クロスが飛び出ることはありません。
これによって、クロスもきれいに収まり、後々小口が汚れたり、はがれることは少なくなります。
ただし、この大手をクロスを張る前に塗装しておきます。
今回、工程が詰まっているため、建具屋さんが調整している横から、クロスを貼っています。

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2013年10月09日

マンションリフォーム




マンションの場合、改装するといても、コンクリートなどの壁を壊すなど躯体に影響が出る工事はできません。音の問題もあり、大きな工事ができないこともあります。
それでも、生活に合わないプランでは、仕方ありません。そこで、構造体に影響のない範囲で、間取りを変えたり、改装をします。

個人のお住まいではないので、荷揚げ時に養生もしなければいけませんし、工事中の音の事も配慮しないといけません。マンションによっては、土曜日も禁止の場合があります。
工事もいきなり始めることはできず、管理組合に前もって申請が必要です。
工事期間も提出するので、変更があって延長する場合も、声を掛けないといけません。
あと、最近のマンションだと入口がオートロックになっており、鍵がないとは入れません。
車も近くまで持っていくことができるのはまれです。
そういう意味では、施工者側にとっては、ちょっと面倒な部分が多いです。
工事内容も先に書いたように、必ずしもお客様の要望通りにならないことや、変更もあり得ます。
そうなると金額にも影響することがあります。

こういう書き方をすると、マンションのリフォームはやめたほうがよいのでは?と、思われそうですね。
決してそういうわけではなく、見えないところの注意点が多いといこと。近隣に対し配慮することなど、その点を頭の片隅に置いていただければ、実際の工事の時に、困らないと思いますので、アドバイスと思ってください。

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2013年09月10日

カーテンレール取付




窓に必要なもの・・・カーテン。
つい工事に追われて忘れてしまいがちですが、ないと困ります。特に道路や隣地に接しいているとなおさらです。
窓には、カーテン以外にロールスクリーンやブラインドもあります。これらの中でも形状など種類がいくつかあります。
ポピュラーな形では、カーテンが多いでしょう。カーテンも薄い生地のレースと厚手の生地のドレープの2種類をつけることが一般的です。
また、カーテンの場合、カーテンレールが必要です。このカーテンレールも昔ながらのステンレス製の細いものから、木製の太い棒状のものがあります。
これらを決めておかないと、大工さんが下地を忘れてしまうことがあります。だから、工事中でも窓に何を取り付けるのかを考えて、現場に伝えておきましょう。
下地がないとカーテンをひっぱたら、れーーるごと取れたなんてこともあり得ます。
カーテンの種類も色も柄もかなりあります。決めるのに時間がかかる可能性もあります。
内装とは、まったく別個のものとしてデザインを考えるか、置く家具や飾りなどに合わせたデザインにするかなど方向性を考えましょう。
あと、カーテンによっては、ランナーというカーテンを動かすコマが見えなくするようにできます。
幅、高さなども窓に合わせるか大きくするかなどあります。
けっこう、考えなければいけないことが多いので、内装材の仕上げの色などを決める時には一緒に考えておいた方がよいでしょう。

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2013年08月26日

玄関タイル張り




たぶん最後の内装(外装)工事でもある玄関廻りの床タイル工事。
玄関から出入りするために、どうしても床のタイルが最後になります。
貼ってから、養生もしますが、それでも汚れるのでクリーニングをします。
ここでは、10センチ角のタイルを玄関内を基準に割り付けて、貼っています。
タイルのは、メーカーも多くありますが、輸入品を使用することもあります。製品の精度は、やはり日本製がいいようですが、輸入品は、デザインや色などがいいと思います。
大きさは、5センチ角から30?角ぐらいまでいくつかあります。色も豊富です。
また、石を貼ることもありますし、石のようなタイルもあります。
色は、豊富ですが、基本的に焼き物なので、同じ色でも斑があります。これが、手作り感があっていいことですが、印刷物のように一律同じものではないことをご注意ください。

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2013年08月16日

クロス張り




工事の後半、内装工事が始まりました。そうなるともう終わりかなと思うようになります。
また、仕上げに近い状態なので、お客様も見てわかりやすいでしょう。できたという実感がわくんじゃないでしょうか?

この写真では、もう貼り始めています。壁を貼っていますので、もう天井は貼っています。
このクロス工事が終わると、設備工事が入ります。
衛生設備機器(ユニットバス、システムキッチンは、この時点で設置されています)、空調機器(エアコン、換気扇)、照明器具です。しばらくは、この方たちが現場を陣取ります(笑)。

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2013年08月06日

内部塗装




最近の住宅は、建材メーカーの造作材や建具を使うことが多いです。その利点は、コスト・時間短縮です。
それによって、塗装業者や建具業者の作業が少なくなりました。それがコストダウンなのですが、その技術がなくなってしまうのも、問題です。
全くなくなるとことはありませんが、少なくなっているのは事実です。
この現場でも、建材メーカーの材料が主流ですが、ところどころに塗装が必要なところがあります。
収納の引き出しや、天板。台所のカウンター、階段がらみ、吊戸棚など塗装し仕上げです。
塗装は、ペンキ、オイルステインなど好みやデザインで自由になります。
植物系の自然塗料もあります。
ここでは、なるべく素材を生かすため、着色はしません。
塗装しない事もありますが、よく触るところだと、手垢などで汚れてしまうので、もし木部で仕上がっているところがあれば、何らかのトス仕上げにした方がよいでしょう。

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2013年08月01日

ボード貼り完了




内部の天井と壁の下地となる石膏ボードが貼終わりました。
この上から、ビニルクロスを貼ります。
ビニルクロスを貼る前とはいえ、ボ?ドを貼っただけでも、できてきた感じがします。
内部農空間が掴み取れるからでしょうか。
ボード貼りは、見た目単純な仕事ですが、凹凸にならないようにしたり、隙間を均等にしたり、材料が無駄にならないように、貼り分けたり、結構大変です。特に天井を貼るのは、苦労しています。
そんな作業もクロスを貼ると見えなくなってしまうのが、少し残念です。

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2013年07月11日

板金工事

 


古いアパートで、流し台とガス台を交換しました。いわゆるブロック型キッチンと言う、システムキッチンに比べたら、安価で施工が簡単です。
また、そのキッチンに取り付く壁は、ほとんどがステンレス貼りです。もしくは、タイル張りです。
コストをかけずに交換したのですが、どうしても貼ってあるステンレスを痛めてしまったので、新たなステンレスを貼ってもらいました。
貼りつけるのには、基本的に速乾ボンドで張っています。細部の留め付けは、半田鏝で溶接します。
なかなか見ることのできない作業なのでアップしました。
おそらくこういった作業はなくなっていくでしょうし、できなくなるでしょう。

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2013年07月10日

床張り




ここでは、フローリングを貼っています。もっともポピュラーな床材でしょう。
このフローリングは、合板フローリングで表面に特殊加工してあるので、傷などに強く、ワックスなしでも、清潔感を保てます。
価格、施工性、耐久性や清掃などを考えると、建材メーカーのフローリングがお勧めです。
他に、無垢のフローリングがあります。今は、通販やネットでも購入できます。
素材感など本来であれば、お勧めしたい床材です。ただ、価格面では、合板より高くなってしまいますし、あまり安価な無垢は、施工性や後の変化が心配です。

他には、アパートではよく見ますが、クッションフロアと言うビニルのシート。
価格は高いですがタイルやコルク、絨毯です。
それぞれにメリット、デメリットありますから、よく検討しましょう。

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2013年04月17日

天井工事




中山競馬場内にあるレストランの厨房で天井工事をしました。
ここでの天井材の骨となる下地材は、軽量の金属材です。使う部材の種類も決まっています。
こういった公共施設、ビルなどは、木材で施工することは少ないです。多くは、防火上の問題からです。また、こういった材料の一つ一つは、木材より安価です。
通常、私どもでは、この材料を使ての施工はしません。ただ、今回、面積も小さく、比較的施工も簡易だったので、当社で施工しました。
天井裏のコンクリートの躯体にアンカーボルトを打ち込み、全ねじタイプのボルトで金属の骨組みを吊ります。骨の構成は、木材でやる場合と変わりません。
それから、その骨材に不燃材のボードを貼ります。
あとは、塗装で仕上げます。

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2013年03月25日

段差スロープ




大宮のゴルフ場で 厨房から客席に行く廊下に段差があるので、そのスロープを作っています。
段差は10?ぐらいでした。それでも、配膳には危ない高さでした。
まずは、骨を作り、その時点で勾配を作りました。その上から、構造用合板を貼って、スロープの出来上がり。
仕上げ材は、コストを考えて既存のじゅうたんを再利用です。

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2013年03月21日

タイル工事完成

 


もともと暖炉があって、部屋の改装に合わせて、天板の大理石を残して、一度壊しました。
ほぼ同じサイズとデザインに復元。タイルは、新しく選びなおしました。
お客様のご意向で、暖炉と反対側の壁に、アクセントで同じタイルを貼りました。
壁が白いので、タイルが目立ちます。
まだ、床の養生をはがしていませんが、フローリングは、かりんの無垢材。いい感じになりそうです。

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2013年03月18日

タイル貼り




なかなか内装でタイル仕上げも少なくなりましたが、タイルが好きな人はまだまだいますし、タイルの魅力も見逃せません。
この家には、マントルピ?スがもともとあって、それを復元しているところです。
仕上げがタイル張りになっていて、今回もお施主様に選んでいただき、元の姿に戻しています。

タイルは元とは違いますが、そのタイルを反対側の壁にも使うことになりました。

タイルは、古い場合、モルタルを団子状にして壁下地に塗りつけ、その上にタイルを貼っているものが多かったです。現在は、糊と言ってもモルタルのペースト状のものですが、それを壁下地に塗り、それにタイルを貼っていきます。ですから、わりと作業ペースは速いです。

タイルを貼ったら、目地を塗り込んでいきます。

タイルの場合、張る作業も大変ですが、割り付けが大事です。隅の方で数ミリのタイルを貼るわけにもいかず、きれいなタイル割になるようにするのが、手間ですし、そうなるように大工さんも下地を作らないといけません。事前調整が難しいともいえます。

こういったことや、目地のカビの問題、はがれる可能性など、コストも含めてタイル工事は減っていますが、仕上がってみるとその重厚感、風合いなどタイルならではのものがあります。

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2013年03月13日

造作材の取付




床ができて、壁天井の下地である石膏ボードが貼終わると、幅木や廻縁を取り付けます。
造作材というと、通常は、窓枠、ドア枠なども含みますが、タイトルは大雑把にしてしまいました。

幅木や廻縁の本来の意味合いは、寺院建築や数寄屋建築までさかのぼるので省きますが、床や天井の見切りとして入れるという、意味合いが大きいです。
サイズは、自由ですが、だいたい幅木が高さ6センチぐらい、廻縁は、1.5?から4.5?ぐらい。

以前は、ボードを貼る前に取り付けていて、ボードを差し込むようになっていましたが、今は上から張るように取り付けています。それだけ形骸化しています。
ボンドと細い釘を使って、つけていきます。釘の打った後は、よほど近くで見ないと分かりにくいです。このあと、塗装します。
ここでは、無垢の木で作っていますが、最近は建材メーカーのシートの貼ってある塗装がいらない造作材を使うところが多いです。

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2013年02月25日

塗装養生

 


最近、塗装ばかりのブログになっています。
ちょうど時期的に塗装仕上げが重なっているためでしょうか。

調合など色合わせは、紹介しました。塗装業者の次に大事なところは、養生です。
周りを汚さないための養生という意味でもありますが、見切りという意味での養生もあります。

写真のように窓をビニルとテープで養生しています。ここでは、窓のまだガラスが入っていませんが、外装の場合は、窓のアルミサッシを汚さないようにする養生です。
ここでは、窓を木枠で塗装をするのですが、まずは壁から塗るため、枠を養生しています。
塗り分ける場所を見切りための養生です。
下は、塗り分けになる平面をテープ見切りをしています。隙間にはコーキングを差し込んでいます。

塗装業者さんは、つい簡単な仕事と思われがちですが、塗り方はもちろん、こういった下地の準備も重要なのです。

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2013年02月16日

色の調合




現場にて塗装の打ち合わせ。
材料とその色は決まっているので、あとは仕上がりを確認です。
塗料にもよりますが、塗料は、塗る相手(材質)によって、風合いが変わります。
木と鉄の違いはもちろんですが、同じ木でも材種にって変わってきます。

また、1回塗り、2回塗り、仕上げに拭き取りか、さらにウレタンクリアをかけるか。やり方、手間の掛け方でも変わります。

また、仕上がりも十人十色。塗る人にもよりますし、それを見る人にもよります。
ですから、現場でお客様や設計事務所の方に見てもらうのです。
おまかせでなければ、現場で色は見たほうがよいと思います。クロスでもなんでも事務所で見る、外で見る、暗い部屋で見る・・でも、大きく変わります。

塗装業者もプロとはいえ、魔術師ではないので、お客様の好みはわかりません。
なにか希望の色があれば、それを伝えてください。何か参考になるものや写真を見せるのもいいでしょう。
また、先にも記したように、風合いは人によって見方が変わります。色を強くしたい、木目など素材を生かしたい、荒く見せたい・・・などなど。思いを伝えておきましょう。

写真では、使用したものと同じ材木のカットサンプルを持ってきて、そこでいろいろ調整しました。
大変ですが、面白い作業です。ぜひ、ご参考にしてください。

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2013年02月01日

内部木部の塗装




マンションの改装工事で、部分的に塗装工事が出ました。
無垢の木材を使って、壁の見切りや棚などを作ったので、そこを塗装しています。
基本的に木材の素材を生かすために、着色はしていません。ウレタンという表面の保護としては、強い塗料を使用しています。

塗装するタイミングは、当然木工事が終わらないと塗れませんが、次に入るクロス工事の前に塗装します(壁や天井の仕上げが、塗装や左官塗り壁としても)。

今回は、ウレタン塗料を使用していますが、自然素材から作られた塗料も多く出ており、状況に応じて使用しています。中には、ペンキで塗りつぶす方もいらっしゃいます。
クロスなどと違って、色の配合もできるので、自由度は塗装工事の場合、多いです。
ただ、下地がよくできていないと、ペンキでない限りは、仕上げに出てしまいます。
単価も変わりますし、そこは注意したほうがよいでしょう。

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2013年01月24日

床剥がし




玄関前の床・フローリングをはがしています。
傷ついたり、変色したり、イメージチェンジなど理由は様々です。
コストや工期を考えて、よくする方法は、既存の床の上に新規のフローリングを貼ってしまうことです。
しかし、今回の場合、施工しない部屋と段差ができてしまうのがわかりました。便所は、大きな敷居があったので、問題ないのですが、リビングや洗面所の方の床に段差ができてしまうのです。
これでは、かえって悪い方向に行ってしまうので、やむなく剥がすことにしました。

剥がすことでリスクがあるのは、施工の大変さだけでなく、壁との取り合いにある幅木を痛めてしまう可能性があること。幅木を外すと今度はクロスを痛めてしまうことも。
また、新規に貼る床が壁際で幅木があるために、処理しにくいことなどです。

現状ではうまく剥がしていけるようです。が、写真を見ると分かるようにフローリングを受ける桟木の間に見えるのが、へーベルです(某へーベル会社の住宅なので)。
場所が1階なので、予想していたのは、断熱材か下の土間が見えるだろうと思っていました。
これには、びっくり。でも、かえって足場がよくて助かります。ただ、もし床のレベルを下げるようになっていたら、不可能でした。

このように、リフォームの難しさは、以前の施工方法などが、分からないことです。

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2013年01月10日

床上からフローリング張り




内装リフォームで、コストや早さを優先することがあります。
既存の床が、傷だらけ、床なりがする、その他不具合がある。できれば、既存の床をはがして、下地から新しくするのがよい方法ですが、床を壊してしまうとしばらく生活に不具合が出る、コストがかかることから、既存の床上にフローリングを貼ることがあります。
当然下地となる床がしっかりしていないと、いけません。

また、上から張る場合、気をつけなければいけないことは、床板の厚み分どこかで段差ができないかを確認することです。承知の上でやる場合も、見切り材を打って、脚がかからないように斜めの材を使います。

床を張る場合に、釘だけでなく、専用のボンドは使用しますが、ボンドの接着性を良くするために、既存の床に傷をつけ、なじみを良くします。
床が二重になるので、ある程度強度が増しているといってもよいでしょう。

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2012年12月25日

クロス張替え




壁紙を張り替えているところです。
張替えると、壁にはボードの表面が出てくるのではなく、クロスの下紙が出てきます。
中には一緒にはがれることもありますが、ほぼ残ります。それがきれいに残れば、それを下地として、新規のクロスを貼ります。
パテ処理も少なくなります(下紙がその役割をしてくれます)。
家具などがない場合は、張替えは一番やり易く、工賃も安価にできます。

ただ、中には壁紙がはがれにくかったり、はがれても下地が凸凹になっていることもあります。
そうなると改めて、パテ処理を施し、不陸を直したり、強いノリを一度塗ったりと、大変になることもあります。
本当は、工事前に剥がせれば、いいのですが、そうもいかないので、うまくいくこと前提にしています。

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2012年12月11日

車庫に棚




コンクリートで作られた車庫で(上は、芝生になって庭になっています)、その車庫の棚をつけたいということですがスペースがなく、コンクリートの梁型に取り付けることのなりました。
棚といっても重いものを載せるということで、頑丈なものにしなければいけません。また、相手がコンクリートであることから、鉄のアングルを作ってもらい、そのアングルに木製の板を載せました。

屋根があるとはいえ、鉄の錆を考慮して塗装はしました。ただのアングルでは垂れ下がる可能性があるので、リブをつけて、下がり防止をしました。コンクリートにはど率で穴をあけ、アンカーを打ち込みました。

単純そうな作業ですが、1日たっぷりかかりました。

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2012年11月24日

マンションリフォーム収納廻り




もともと和室だったtころを、隣室のリビングに合わせて、洋間に改装。畳からフローリングに変えて、壁天井のクロスも張り替え。
そうなると、押入が、ちょっとそぐわなくなってしまいます。
そこで、クローゼットとして改修し、スペースをとらない、折れ戸に変えました。

こういった工事は、マンションでも、戸建てでもやることは変わりませんが、マンションの場合、躯体がコンクリートであったり、規格の寸法にあわなかったりと、ちょっと苦労があります。

でも、完全に取り換えてしまうことで、イメージは一新されて、お施主様には喜んでいただきました。

リフォームは思いっきりが大切です。予算の問題もあるとは思いますが、その中でいかに使い勝手よく直せるかがポイントです。とにかく、相談できる業者さんがいいと思います(当社を筆頭に・笑)。

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2012年11月20日

小屋裏の直し




当社が建てた家ではありませんが、小屋裏の天井が、はがれてしまったことと夏は暑くて、入ることすらできないという状態なので、その修理と暑さ対策の工事をしています。
天井がはがれてしまった理由は、別な現象なのでここでは書きませんが、その天井を取ってみると、写真を見ても分かるように、もう屋根下地です(写真右上)。
基本的に小屋裏は、夏に関しては、生活できるような状態ではありません。
どうしても、暑くなってしまいます。換気を取るとか、窓を設けるとか、部屋ならばエアコンをつけるとか・・・。
ただ、ここは、小屋裏収納なので、そういった対策はされていませんでしたが、とにかく断熱材が入っていません。おそらく収納だからということで省略したのでしょう。
今回は、そこに断熱材を入れました。厚みが薄いものしか入れられないので、密度の高い断熱材を入れました(写真右下)。
さらに、天井の仕上げは、厚み12.5?の石膏ボードを貼りました(写真左)。
これで完璧ではありませんが、以前よりはずっと良くなると思います。
ここ数年夏の暑さが異常なので、こういった工事が今続いています。
かといって、夏に工事をするとこちらが大変なので、秋から冬にかけて工事があるのでしょう。

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2012年11月10日

天井貼り




天井を貼ることについては、何度も紹介しており、ここでは写真にある大工さんが持っている棒のことで。
よく大工さんたちはこの棒をトンボと呼んでいます。形状がトンボに似ているかなのかどうかは知りませんが、現場ではそういいます。
そういう道具があるわけでもなく、現場で垂木という3?×4?の棒を組み合わせているだけです。
垂木という材料はどんな現場でも必ず使う材料なので、確実に現場にあるのでそれを利用します。
天井にボードを貼るときには、両手が使えず釘やビス止めは、頭も使っています(笑)。
そこで、一時的押えるために使う突っ張り棒です。
やがて、その役目を終えたトンボは、元に戻され、どこかの下地になってしまいます。

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2012年11月09日

フローリング直貼り




直貼りというのは、フローリングには貼り方があって、木造など根太等骨組みの上にフローリングを貼る(根太の次に構造用合板等を貼ってからの方が普通になっていますが)。
また、コンクリートの上に直接フローリングを貼る方法のになります。
当社は、木造やリフォームが多いので、フローリングの下は根太という骨組みかその上に貼ってある合板の上にフローリングを貼ることが多いです。
その場合、ボンドも併用しますが、釘で打ち付けて留めます。

マンションのような下がコンクリートの場合、釘は打てません。そこで、直貼専用のボンドでフローリングを貼っていきます。写真がそのボンドで張っているところです。
ボンドなので乾くまでは、メーカーによりますが、3日ぐらいかかるそうです(すぐに固まりますが、強度としては、それぐらい時間を見ているそうです)。

音もしないし貼るのも早いのですが。、なんとなく釘で留めないと、貼っている感じがありませんね。

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2012年11月05日

マンションの床下地




マンションは、コンクリートなどできているので、床は、その上に改めて作っています。
リフォームにしても、既存の床を再利用しないときは、構造体であるコンクリートの床の上に本来の床を作ります。
古いマンションですとコンクリートが相手でも、木で床の下地を作っています。

最近では、置床式と言って写真のようにアジャスタのできる脚を並べて、その上に床下地材を載せていくというものです。そのあとは、フローリングなりクッションフロアなりたいていの床仕上げができます。
脚の上には、四角い上の材を受けるコンパネのようなものがあり、シールになっています。
その上に床下地のパネルを載せているのですが、隙間があります。なぜかというと、脚は、ただ置いただけでは、倒れてしまいます。その隙間から足に専用の接着剤を入れます。
これで脚は固定され、ねじも固定され動くことはありません。

パネルが隙間があるのでその上に合板など貼ります。これで、完全に固定されます。

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2012年10月05日

和室壁のクロス下地工事




和室のリフォームで、壁が聚楽壁と言って、左官業者が塗って仕上げている壁があります。
古くなり、何もしていないとしみが出ていたり、聚楽の材料がはがれたり、人によっては、ざらざらした素材感がいやだという方もいます。
和室なので、もう一度塗り替えるのが通常のやり方ですが、上記のような理由から嫌がる方もいます。また、塗り替えとなると作業も大変でコストもかかります。古いイメージを持つ方もいますね。
かといって、このまま塗装してしまうのもありますが、それでは、あまりにも簡易すぎる・・・。
そこで、ビニルクロスをお勧めしています。ビニルクロスなら将来張替えも簡単だし、いろんな柄を選べます。
ただ、そのまま貼ることはできません。強力な接着材を使用して、張ることもありますが、あまりお勧めしません。
そこで、写真のように合板または、石膏ボードを下地に張ります。
たいてい、柱とか壁から大きく出ているので、きれいに中に収まります。
この下地ができれば、後はクロスを貼るだけです。アパートの改装でもよくやる方法です。

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2012年10月04日

天井の塗装




照明器具を取ってしまったので薄暗い中の写真になってしまいました。
天井に塗装をしているところです。現在の天井材は、よく大工さんたちは、テックスと言っているもので、今では事務所の天井に使うぐらいでしょうか。安価なところが魅力です。
白い色なので、古くなるとやはり見栄えが悪くなります。
予算に寄るのですが、ここでは上から塗装しました。コストとしては、この方法が安く早いです。
ただ、かびにくいとか汚れにくいということを主点においた材料で塗装しているので、においがあります。お客様が在宅でにおいに敏感な人は、ちょっと注意したほうがよいでしょう。
ただ、いつまでもにおうわけではありませんから、通風を良くしていただければ大丈夫です。

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2012年06月26日

浴室の塗装




既存の浴室を改装しており、最近主流のユニットバスではなく、在来のままでというご希望から、壁を塗装仕上げしています。ここへ、店舗兼用にもなっているので、ちょっと派手な色です。
派手というか濃いというか、お施主様の希望の色です。
防水工事をして、左官工事でモルタルを使って平滑にして塗装しています。
塗装なので、色はほぼ好みの色が出せます。
ただ、今回のように濃い色ですと、次回塗るときも濃い色にしないといけません。薄くはできないようです。
たまには、塗装仕上げもいいですね。

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2012年06月20日

クロスの張替え




あ、携帯電話しているところになってしまった。
今回玄関から階段、廊下廻りの壁天井のクロスの張替えを請け負いました。まずは、既存の壁紙をはがします。
クロスの張替えをいつやるのかと、聞きますが、当社としてはこれといって、時期を指定していません。模様替えの感覚で考えてもらっています。こんなことを言うのは、業者として変かとは思いますが、クロスというのは、お化粧のようなものなので、住んでいる方の感覚で張替え時期を見ていただけたらと思っています。それが、5年でも10年でもいいかなと。
そんなこと言うと内装業者から怒られるけど。
やはり、経年変化で汚れても来るし、色あせても来るし、継手が目立って来たり、場合によっては継手からはがれているところもあります。そういう状態が目安でしょうか。

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2012年05月14日

クロスのバテ工事




大工さんも工事がほぼ済み、塗装とかが済むと、クロス工事に入ります。
いわゆるビニルクロスです。価格、施工性などから多くの住宅が仕上げとして採用していると思われます。柄や色の種類も豊富で、それを選んでいるだけでも時間がかかります。
そんな時は、当社のもう一つのホームページ、http:www/37201606.com/をご覧ください。ちょっとしたアドバイスなど情報がありますよ。

そんなクロスを張る前に必要なのが、まずはパテ工事。何度も何度も紹介しているから、お分かりになっているかもしれませんが、これが重要な下地になります。

何事も見えているもも大事ですが、見えない下地も大切です。

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2012年04月23日

内部の塗装




内部の塗装といっても、壁はビニルクロス、枠や建具、階段は建材メーカーのもので化粧シート張り、浴室はユニットバスとほぼ塗るところがないのが現状です。

ただその中でも規格に合わない家具や建具を製作することもあり、塗装業者を入れることも多々あります。

この現場では、各個室に机と本棚を積層の集成材で製作しました。あと、他にも棚板や建具がるので、塗装業者に塗ってもらっています。
塗装材料も様々ですが、なるべく素材を生かそうということで、着色せずクリア(透明)仕上げにしています。
それもツヤの種類があり、なしとか3分ツヤ、5分ツヤ、全ツヤなど調整ができます。
なるべくナチュラルに仕上げようと思う時は、ツヤを抑えめにしています。全ツヤだと結構光りますが、長持ちはします。

着色しなくても塗装は2から3工程以上はかけています。1回塗っただけというのはあまりしません。

また、塗る作業はクロス業者が入る前に塗ります。仕上がってしまうと、塗る人が大変です。

従来は、塗装業者が塗る作業はもっとありましたが、仕上げ材やコストなどの状況が変わり、減っています。
一方、壁や天井そのものをすべて塗装するという仕上げ方もあります。その方法がよいかどうかは、建築業者や設計事務所と相談した方がよいでしょう。

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2012年04月21日

階段

 


大工サン的には、一番面倒くさい仕事ではないかと思っています。まぁ、好きな人もいるかもしれませんけど・・・。
ただ、ユニット階段と言って、高さや長さを測り、形状(まっすぐとまがりとか)を依頼すると、プレカットされてくるものがあります。建材メーカーやサッシメーカーなどが商品として出しています。塗装もされているので、即完成となります。
とはいっても、大きく作り方が変わるわけではないので時間のかかる作業です。

上は、出来上がった写真ですが、下の写真がその裏側です。最終的には、塞いでしまうのでこの状態は見れなくなります。めったに見れないものだと思ってアップしました。
ところどころ白い板が貼ってあるのは、補強のためです。

他に階段としては、蹴込板(立ち上がりのところ)を入れずに段板だけのものもあります。明るくさせたい時などです。また、仕上げを絨毯にしてしまうこともあります。

ただ、木造3階建てになると、防火の問題があり、階段を露出したい場合は、鉄骨で作ることもあります。

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2012年04月02日

造作材の加工




造作材は、窓枠とかドアの枠とか構造上の材木ではなくて、内装の仕上げに絡む見切りや汚れ防止などの枠割を持った材木です。
材種は、コストやデザインなどからくるもので制限はありません。
しかし、最近建材メーカーの規格品を使うことが多いです。それは、すでに仕上がっているからです。
また、コストもかかりません。

それでも、規格の製品では賄えない場所も出てきます。その時には、材木を加工しています。
写真は、当社の1階の作業場で、棚板やそれらに絡む枠、カウンターなどを加工しています。

造作材の量が多い場合は、材木屋さんに依頼して加工してもらいます。

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2012年02月18日

レーザー




レーザーと言ってますが、正式名称はわかりません。基準測定器というのか、水平垂直測定器というのか。
赤いレーザー光線が出てそれが、基準の墨を出しています。
今、レーザーで垂直の墨出しをしています。壁を作るところに一定方向からの駿府を床にだします。
すべて手で測ってもいいわけですが、どうしてもござが出ますし、床に対しての垂直は出しにくいです。そこでこの測量機を使います。他にも水平の基準墨を出せます。天井にも出せます。
リフォームと言わず、新築でも使っています。

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2012年02月02日

床張り




ここでの床張は、フローリングです。何度も紹介している工事ですね。しかも、リフォームだろうと新築だろうと必ずある工事です。

この工事では、賃貸マンションの改装で、古い床や畳を撤去し、新規に床の骨組みをやりかえて、フローリングとしました。

フローリングの下に見えるのが、床用のボードで階下に音が伝わりにくいように張っています。
賃貸ですと上下の入居者が他人ですから、階上の音が気になることもあります。
フローリングのままですと音が響いてしまうこともあります。
遮音フローリングや遮音マットというさらに音を配慮した材料もあります。分譲マンションでは、材料が指定される場合もあります。

床は、ここでは通常の合板のフローリングです。床の端から順番に張っていきます。
床を張るときもいきなり並べて張るのではなく、墨を出して壁と平行になるようにします。
必ずしも部屋の壁が直角、平行ではないので、基準の墨を出して一方の壁から張り始めます。
どうしても最後に斜めに見えるような状態の場合、両端に少しづつ振り分けてわかりにくいように調整します。新築だとそれほどでもありませんが、古い建物のリフォームの場合、調整が必要なことが多いです。

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2012年01月23日

下地バテ工事




クロスで仕上げても塗装で仕上げても下地処理は必要です。
これは、新築・リフォーム関係ありません。

ここでは、部屋を解体し、改めてボードなどを新規にはりましたから、新築同様といってもよいでしょう。
写真を見ると分かりやすいのですが、長くパテを施したラインができているのがボードのジョイント部分です。ところどころにパテ処理しているのが、ビスのところです。
これらを、パテによって平滑なるように処理します。2回ぐらいは、施すでしょう。

それらが乾いたら(すぐ乾きますが)、クロスを糊付けして張っていきます。

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2011年12月13日

畳の入れ替え




実は、当社(自宅)の工事です。
15年目にしてついに畳の入れ替えです。持たせた方なのか、持ちすぎたのか。

猫を飼っているせいもあって、畳表は、ややぼろぼろ。

畳は、裏返し、表替え、入れ替えとあります。簡単に言うと、裏返しはまさしく、畳表の裏返し使用。
表替えは、表面を貼り替え。あとは、新規に入れる。
当然だんだん単価は、高くなります。

早めの段階なら、裏返しや表替えでいいのですが、あまり古くなると・・・。

畳を外して、まずは採寸。この写真にある棒のような定規で、部屋の寸法を取ります。
真四角のようでも実際は、一辺一辺の寸法は違います。対角を測ったり、綿密に採寸して、製作します。古い畳は、新しい畳ができた時に取り替えます(でないと畳のない生活になってしまう)。

畳は、日本古来からある建築部材なので、ここで畳について書き始めたら、論文ができてしまうので、それは、現場でお話ししましょう。

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2011年11月30日

窓枠の塗装

 


既存の窓枠に新しい窓枠を取り付ける仕事がありました。
窓に障子を建てたいということで、既存の窓枠では、奥行きが足りず、付け足ししました。

そこで、その窓枠を塗装しています。
既存の窓枠の塗装も色落ちしているので、合わせて塗ってもらうことにしました。

まず、紙やすりで表面を平滑にします。既存の窓枠に関しては、そのことで現状の色がある程度落ちます。
それから、新しい色を着色します。既存に合わせると後で色が濃くなりすぎたりするので、やや薄めにしました。そのあと、ラッカーシンナーをかけてつやを出して保護をします。
つやもある程度調節できます。

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2011年10月20日

浴室タイルの直し




古い浴室で、床と腰壁がタイル張り。床のタイルは、モザイクタイルで古紙の壁は、今ではない110角の白いタイル(現在は100)。腰上の壁は、柱が見えていて、漆喰塗。
建具も木製のガラス窓。浴槽は、割と新しいステンレスでしたが、今は、FRPか人造大理石系でしょう。

これが、悪いということはありません。ちゃんとお手入れすれば、レトロ調で現在には少ない浴室でしょう。ただ、タイルや他から水が入ったり地震でひびが入ったりと不利な点が多いのも事実です。

今回は、腐ったところを直し、タイルも貼り替えたり、床については上から貼ったり、漆喰には塗装を施しました。仕上がったら、きれいな浴室になりました。写真は、まだ床のタイルを貼っていない状態です。

ちゃんとメンテナンスをすることと、外装をするようにリニューアルをしていただければ、古い浴室もりっぱになります。

ただ、何度か紹介しているユニットバスへの交換は、
・浴室の寒いをなくす。
・バリアフリー
・清掃性
・利便性
からお薦めしています。
こういった浴室や建物を残すのもある意味重要ですが、生活を考えた時には、是非ユニットバスをお勧めします。ご相談ください。

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2011年10月18日

便所の床貼り替え

 


床材は、フローリングやクッションフロアなどのビニルシート系が住宅の場合、一般的です。
床の張り替えも理由は様々。古くなったから気分的に貼り替え、水漏れなどがあり、床材が汚れてしまったから、などなどです。

どちらにしても、一度設備業者に器具を外してもらい、それから貼り替えます。
水回りの改装の場合、どうしても設備業者がからんでしまうので、仕事が大ごとになります。
ただ、ビニルシート系の床の張り替えだと半日ぐらいでできます。

これを機会に便器を交換する方もいらっしゃいます。

内装材は、家の機能としてどうしても必要なものではないため、少々汚れても後回しになってしまう工事です。そのためこちらからもなかなかお薦めしにくい工事ですが、模様替え、設備の交換、などの機会があれば、一気にやってしまうことをお勧めします。

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2011年09月19日

壁の塗装

 


ちょうど、外部と内部の塗装工事をしました。

左が内部の壁の塗装で、下地は石膏ボードです。ボードは、ほぼビスで留めてあり、そのビス頭とボードのジョイント部分をパテで平滑に処理しています。このやり方は、クロス業者と同じです。
塗装の場合、クロス以上に仕上げに出てしまうので、この作業が大切です。

右が外部です。ここも元ドアだったところを壁にしたので、ジョイント部分などパテで平滑にして、塗装します。やけに白い塗装になっていますが、これは下地で仕上げは色合わせをして塗ります。
このような大きい面を塗るときは、ローラーで転がすことが多くなりました。

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2011年08月06日

玄関のタイル貼り




浴室がユニットバスになり、キッチンの前はキッチンパネルになったりと タイル工事が徐々に減ってきています。
その中でも玄関の土間は、まだタイル工事で仕上げることが多いです。
やはり、家の顔ですからいきなりそこが何も仕上がっていないのもちょっとさみしいかもしれません。

タイルは、床に貼る場合内部でも表面が滑りやすいものは貼りません。脚が滑ってけがをして祖舞う危険性が高いためです(内部で水を使わないところは別として)。
ですから、表面がややざらざらしているため、お掃除にはちょっと困ります。

大きさは、モザイクのように小さいものから、100、150、200、300?の四角(壁用は別)お種類があります。貼る場所の大きさによって、検討してください。
焼き物なので、色はムラがあります(それが味があるのですが)。


少なくなっているとはいえ、やはりタイルを貼ると風合いが変わります。ポイントで使うこともできますし、ちょっと工夫すれば、とても使える素材です。
タイルもショールームで見ることができますから、一度ご覧になってみてください。

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2011年07月23日

クロス工事 クロスの決め方




何度も登場している内装(ビニルクロス貼り)工事。

もうここまでくれば、どのように工事するかお分かりでしょう。
でも、書きます(笑)。

ビニルクロスは、メーカー、商品共にかなりの量があるので大変です。まじめに見ていたら、ずっと決まらないでしょう。
私なりのポイントとして、
1.ファーストインスピレーションは大事。→もっといいのがあるだろうと見ていても結局は最初に戻ることが多い。
2.各メーカーともデザインの種類によって分別されているので、自分に合わないものから見ないように削除する(絞り込む)。
3.各部屋の使い方、日の当たり方、使用頻度、部屋に置く家具や置物、壁掛けの物を考える。
→あまり使わない部屋や人が見ないような部屋にデザインしても無駄なので、シンプルにするか業者に任せる。
→暗い部屋に暗い色だとより暗くなる。日が入りすぎるほど明るいのに白くすると目にきついなど。
→よく使う部屋には、あまり目に入ってしまうような色や柄はあきが来てしまうので控えめに。
→家具やカーテンの色、床の色などに合わせたり逆にしたり。また、調度品を際立たせるためには、クロスのデザインを控えめに。
→他に天井は明るめに、かつ、天井を見上げてみる人は少ないのであまり凝らないように。
 たまに使う便所や洗面所は、かえっておもしろいものを選んでもいいかも。
 あとは、業者さんと相談しながら決めてください。わかりにくかったら、サンプルを取り寄せたほうがよいです。
また、なるべく現場で見るようにしましょう。
イメージが変わってしまいます。

よく、天井と壁はそろえたほうがいいですかと聞かれますが、そんなことはなく、別々でも大丈夫ですし、部屋ごとの変えるのも大丈夫です。


以上、楽しんで選んでください。

投稿者Toyoshima : 17:27 | トラックバック

2011年07月21日

内部の塗装




最近内部の塗装は、塗装された規格品を使用することが多く、少なくなっています。
一方、壁や天井などを塗装で仕上げることもあり、新築でもリフォームでも塗装工事がないということはほとんどありません。

天井や壁を除いて、ここでは机代わりになるカウンターとその上の本棚を塗装しています。

すべて現場で作っているので塗装業者も現場で塗装しています。
きれいな仕上げを望むなら本来工場で塗装するいいのですが、コストや工程上の都合から現場塗装が多いです。

着色して好きな色にしてニスを塗ってつやを出す方法と着色せず生地の色を生かした(クリアとよく言いますが)塗装、ペンキで好きな色で塗ってしまう方法など様々です。
また、自然塗料もあります。自然塗料でもクリアや着色があります。

せっかく木を使っているのですし、自然な感じに仕上げたいのでここでは、着色しませんでした。

一度紙やすりで平滑にし、下地を塗ります。色をつけたい場合は、最初に着色します。
それから、中塗り、紙やすり、上塗り(つや出し)という流れです。
なんか刷毛でサッと塗ってしまうイメージがありますが、乾かないと次の塗りもできませんし、思っている以上に内部塗装は時間がかかります。

規格の商品いいのですが、こういった手作り感のある仕上げもいかがでしょうか。

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2011年06月04日

防犯フィルム貼り

 


窓ガラスに防犯フィルムを貼る工事を請け負いました。

当然防犯という目的ですが、万が一地震が来て窓にひずみが来て割れてしまっては、というお客様の不安もあったからです。ここは、当社が建てた家ではないのですが、フィルムを貼る窓は、雨戸やシャッターが付いているため建築基準法上では、ガラスに網を入れなくてもよいので、入っていないようです(本来は、防火上から網を入れるのですが)。
網が入っていれば、ガラスが飛散することがないのですが、網がないためにフィルムを貼りました。

フィルムも種類があり、防犯性能によって厚みや割れにくさが変わり、同時に価格も変わります。透明と不透明もありますし、パターンが付いたものもあるようです。

フィルムを貼ることで若干色味が付きますので、ご注意ください。

左の写真では、ガラスを清掃しています。やはり汚れていると密着しないようです。
それからガラスの寸法を測り、それに合わせてフィルムをカットします(右)。
フィルムは固いので、作業スペースが結構必要なようです。
それから糊をつけて貼っていきます。

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2011年05月24日

マンションでクロスの貼り替え

 


マンションとはいえ、特に新築の木造と何が違うということはありません。
だいたいがボード下地の上にビニルクロスを貼っているので、工法は変わりません。

まず、既存のビニルクロスをはがし、凹凸をパテで処理し、新規に貼っていきます。

ただし、貼り替えの場合の共通点としては、既存がどのような状態になっているかです。塗装でもビニルクロスでもできていると、下地まではどうなっているかわかりません。
下地のボードのジョイントの凹凸が大きかったり、長年の経年変化で、ボードとその下地が動いていたりすると、新規に貼った場合にそれがわかってしまうことがあります。

それが怖くて、つい厚い生地のビニルクロスを薦めてしまいます。
こちらの技術的な問題もありますが、貼り替えの場合、新築のようにジョイントや水平がきれいに貼りずらいこともあります。

また、マンションの場合コンクリートの上にじかに貼っている場合もあります。
これも下地がきれいでないと貼ったことによって、下地の状況がわかることもあります(裏が透けて見えることはありませんけど)。

施工でカバーすべき事とは思いますが、ひとつ頭に入れておいていただけると助かります。

投稿者Toyoshima : 13:39 | トラックバック

2011年03月23日

置き床工事




置き床とは、まさに床を置くような工事です。

木造の住宅で行うことはまずありません。マンションや事務所など非木造住宅で使用することが多いです。
鋼製のねじ式の脚でパネルを支えていきます。その脚は、高さを調整することができます。その脚にパネルを並べて止めていきます。

そうすると、パネルの下は脚以外空洞なので、配線や配管が通すことができるので事務所ではよく使います。
非木造住宅となるとコンクリートの床がほとんどで木材を留めることができないのも一つです。

このパネルを並べた後、もう一度合板を貼って、平坦にして仕上げの材料(フローリングなど)を貼ります。

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2011年03月16日

クロス貼り工事




パテ処理をした後は、クロスを貼っていきます。
順番として天井から貼って壁を貼ります。右から貼るか左から貼るかは・・・わかりません。その職人さんのやりやすさかな?
以前紹介した糊をつける機械にクロスを通して、貼る場所の寸法に裁断し、順番に貼っていきます。
貼り始めると早いので、仕上がりがすぐにわかります。

貼ってしまえば、完成なので器具をつけたり家具を置いたりしています。

あとは、どんなクロスを貼るか?
クロスの柄は、ものすごくいっぱいあります。迷ってしまうでしょう。
あらかじめ部屋の中でイメージしたり、どこかで注意深く見ておいて、望みの柄に近いものを選んで見てはどうでしょうか。
でないと、永遠に決められなくなりますよ。

クロスは、貼り替えの利く材料ですが、そうはいってもちゃんと考えましょうね。
貼ってからいやだといってはだめですよ。

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クロスのバテ工事




ビニルクロスを貼る前の作業として行うものです。
下地は、基本的に石膏ボード(大工さんが貼る)。
ボードには、当然ボード同士の継ぎ目が出ます。また、ビスや釘の頭が見えます。
そのまま貼るとそれらが貼った後に浮いて見えてきます。

そこで、パテ処理をします。2回ほどパテをして、貼る面を平滑にします。
これは、塗装工事でも同じことをします。

パテが乾くのを待って、ビニルクロスを貼ります。

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2011年03月09日

クロス貼りの機械




これは、何の機械なんだろう?

普通には見かけないものですよね。

これは、内装業者さんのビニルクロスを貼るための物です。
ビニルクロスは、専用の糊を塗布して壁や天井に貼ります。
おそらく以前は、刷毛などで塗装するように糊をつけていたのではないかと思います。
やはりここのも現代化の波が来て(笑)、スピード化を図るためにできたのではないでしょうか。

ビニルクロスは、梱包されている状態は、ロール捲き状態になっています。それを機械にローラーがあり、取り付けます。
横に数値を入力するところがあり、測定した数値を入力するとビニルクロスが、糊を付着した状態でその長さだけでてきます。
何かの工場で見られるような感じです。この前の機械は、手動のようです。

見ていると面白い作業です。

業者によって、それぞれ独特の道具があるものだと感心します。
クロスを貼る工事は割に早くできますが、できたところを見てきれいだなと思うのもよいのですが、作業も見てみると面白いですよ。

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2011年02月16日

2階の床張り




いわゆるフローリングを貼っているところです。ここでは、あるメーカーのご飯フローリングです。傷などに強く光沢もあり、比較的安価なのものを採用しています。

フローリングは、予算や好み、使い方に応じてを選択します。各メーカーから、かなりの種類のフローリングが出ています。

ここで、2階のとタイトルにわざわざつけたのは、絨毯や畳を除き2階の音が下に響くという問題があるからです。この要因は、フローリングだけでなく構造上の問題も絡むので簡単に解決できる内容ではありません。

ただ、音が発生することをわかった上で貼るとはいえ、何らかの対策を考えています。
1階の天井裏に断熱材を入れて熱だけでなく、音を少しでも軽減するようにします。
また、写真のようにフローリングなどの床材の下にクッション材を貼って、少しでも軽減するようにします。
これが、マンションだといい悪い関係なく遮音フローリングを貼るように指摘されます。遮音フローリングは、裏にゴムが貼ってあるので実際には、フローリングのような踏みごたえがなくクッションフロアのように柔らかいので、それに抵抗を感じる方もいらっしゃいます。

戸建の住宅の場合、上下階に住む方が身内なのであまり問題にはなりませんが、それでも対応はしておいた方がよいと思います。

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2010年09月01日

玄関土間のタイル




玄関の土間は、一般的にタイルを貼ることが多いのではないでしょうか。

足を滑らせてけがをする可能性があるため、磁器質系の表面がざらざらしたタイルになります。埃が入り汚れが目立つ可能性がありますが、そのあたりはまめに掃除していただきたいと思います。

タイルは、100、150、200、300と他にもサイズはあります。
大きい方が、見栄えもよく広々と見えますが、あまり狭いところには貼りません。
あと、傾斜があったり土間が途中で角度が変わるとかある場合は、小さなタイルの方が施工しやすく、出来上がりもよいです。

あとは、表面の仕上がりと色ですが、和風洋風含めて玄関廻りの雰囲気を踏まえて選びましょう。

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2010年08月23日

タイル貼り

 


ちょっとお見苦しい恰好で仕事しておりますが、ご了承ください。

キッチン前の壁にタイルを貼る作業をしています。
最近、キッチンパネルが増えてきたので久々のタイル工事です。

石膏ボードの上に貼るのでモルタルとかを塗らずに専用のボンドのようなものを塗り(上)、それからタイルを貼っていきます。
タイルを貼り終わったら目地を埋めます。

タイルの種類も多く迷ってしまいます。キッチンの色とコーディネートしていくのがよいでしょう。目地の色も白だけでなくグレーもありますから、目地の汚れが気になる人は、色つきの目地もよいですが、タイルの色も考慮してください。

タイルもフローリングもクロスもみんなそうですが、通りをまっすぐにしなければいけません(水平垂直)。基準の位置を決めて、貼っていくのです。

タイルが貼られるとキッチン廻りがしまって見えてきました。

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2010年08月05日

階段の塗装




といっても特別な塗装をしているわけではありません。
ここでは、鉄骨で作った上に木製の段板を取り付けた階段になっていて、ボードなどで囲わずすべて見える状態になっています。
そこで、鉄骨部分にはペンキを。段板部分にはウレタン塗装をしています。

ペンキは、塗料会社で作った色見本があり、その中から気に入った色を選び塗装業者に塗ってもらいます。
住宅ぐらいの数量だとたいてい、塗装業者が現場でその色に近い形で作ります(色によっては、できているものもあります)。
ただし、中には現場で制作するのが難しい色もあります(再度が高いものなど)。
また、車に使われるような色も出ないときがあります。
そういう時は、塗料会社に作ってもらうのですが、住宅ぐらいの規模ですとコスト的に難しいです。塗装業者さんに頑張ってもらって、なるべく近い色にしてもらう方がよいでしょう。

ウレタン塗料は、カウンターや家具などにも塗る強度のある塗料です。ここでは、木の木地を生かしたクリアーに仕上げていますが、着色も可能です。

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2010年08月03日

内部の塗装




大工さんが作った収納の内部を塗装しています。

塗装する意味として、デザイン面もありますが、主に木部が汚れたり、日に焼けたり腐食したりするのを防ぐためです。

ここでは、見えなくなるところですが、物を入れたり汚れたりする可能性があるので、塗装しています。

塗装材料はいろいろありますが、最近の傾向としては、植物性油を主剤とした塗料になっています。色つやがやや劣る面もありますが、何回か塗ることで補うことができます。ただ、乾きにくいので注意してください。

ペンキやウレタンなどは非常に強く汚れに強いです。

その場所、コスト、時間、デザイン、求められる強さ、さらにシックハウスなど過敏な方は、植物系の塗料を考慮して選びましょう。

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2010年07月14日

内部の塗装




カウンターの天板を塗装しているのですが、なぜ取り付ける前に塗っているのか?

カウンターは、たいてい幅が広く長さもあります。なかなか無垢の1枚板ではできませんが、それでも合板よりはということで、積層の集成材のカウンターをよく使います。
木は、おもしろいことに積層の集成材でも無垢の板と同じなので、塗装をした面としない面があるとそのどちらかに反ってしまいます。
カウンターを取り付けてから沿ってしまうと直すのが大変です。

ですから、取り付ける前に下面をまず塗って、取り付けて上面を仕上げます。

反ったという話のついでですが、材木は、板状にすると必ず反ります。今のように塗装しないまま放置しても湿気などの関係から反ってきます。
だから、無垢だという考えもありますが、使用するには不都合です。
塗装でその反りを防いでいるといってもよいでしょう。

カウンターに塗る塗料は、ここでは、ウレタン塗装にしています。塗った表面が固く強くなることからですが、塗料の成分などに敏感な方は、自然塗料材(→コラムを参照してください)をお勧めします。
ウレタンほど強くはありませんが、何度も塗ることでその効果はあります。

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2010年07月05日

畳敷き




和室に必須アイテムである畳を敷き込んでいます。
やはり日本人ですから どこか1部屋でも畳がほしいと思います。

中には、洋間でも置き畳といってカーペットのような感覚で部屋のコーナーに敷く方もいます。または、ベッドのような台を部屋の一部に作ってそこを畳を敷くこともあります。部屋は洋間でも寝そべることができる畳がいいという感じでしょうか。

畳は、部屋の大きさに合わせて採寸し製作するのでどこに持っていっても順番を変えて敷いても入りません。その部屋だけの畳なのです。

新規の畳はイグサの独特のにおいがして癒されます。
今は、ダニなど虫対策のできている畳もありますから、心配せずご検討してみてください。

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2010年04月10日

みんなで塗ろう




お施主様ご夫婦が窓枠を取り付ける前に塗装しているところです。

別に工務店がお施主様に仕事をさせているわけではありませんので、ご注意を(笑)。

リボスという自然塗料をここでは使用していますが、この塗料は、比較的塗りやすく専門業者でなくてもいい仕上がりに塗ることができます(乾きが遅いですが)。

そこで、枠を取り付ける前にお施主様に塗っていただいているところです。こうすることで塗装工事のコストが削減できるからです。
また、自分の家を自分で手掛けるという楽しさや喜びも知ってもらえるのではないかと思いますし、塗装業者さんの仕事も少し理解してもらえるのではと考えています。

自然塗料なので、シックハウス対策にもなりますし、後々においも少ないです。

これは、一例ですが、お施主様が工事に参加することはたまにあります。

自分の家を自分で作るとう楽しみをお考えになっていたら、工事業者に尋ねてみては?
結構お手伝いできるところがあるかもしれませんよ。

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窓枠




窓周りの四方に枠を取りつけます。ごく普通に取り付けられているので、今一度再確認を。
ブラインドやカーテンをこの枠によく取り付けていませんか?

窓枠は、そのためにあるというわけではありませんが、窓と壁の仕上げの見切りをするために取り付けています。


今は、建材メーカーによるシート貼りの枠材が主流です。それだと、アルミサッシの寸法に合わせて出来ていることと、色も何種類かあり選べること、工場生産なので色にむらや変色がないこと、価格が安価であることからよく使われます。

この写真では、無垢の木を使用しています。箱のように組んでそれから窓の位置に取り付けます。

規格の商品もいいのですが、色や木目が不ぞろいな無垢の木もいいものです。
取り付けた枠は、メンテナンス上塗装しないといけませんが、それでも自然の木の良さはあります。
価格も考えなければいけませんが、まず木製の窓枠を検討してみてください。

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2010年03月26日

左官工事

 


和室の壁を塗り直しているのですが、その工事に必要な道具に目が行きました。

ここの和室は。珪藻土という左官塗り材料で仕上げています。土塗りのようなものですが、調湿効果があり、お住まいの方からも気持ちがいいといわれました。
素材の感じから部屋の雰囲気も良くなります。自然材料なので、人体への影響も心配ありません。

その壁を一部手直しすることになったのですが、狭いところで鏝をうまく使う作業に見とれてしまいました。

そこで、合間に道具を見せてもらったら、鏝だけでこの多さ。さらに、大きな面を塗るものなどあとひと箱分もありました。
使う用途で違うらしいのですが、どれとしていらないものもありません。

電動工具が多い時代に こういったものを見るとやはり伝統的なものがまだ残っているんだなと思います。

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2010年03月17日

内装の完成

 


左の写真は、リビングから納戸(収納室)を見たもの。右は、2階リビングの点窓を見上げたもの。
共に床は、無垢の木製フローリングを使用しています。壁天井は、ビニルクロスですが、低ホルムアルデヒドの糊とクロスを使用しています。
共に白を基調したイメージで部屋が明るく見えますが、やはり、天窓は明るさをとるには大成功でした。北側の部屋でも明るくなりました。

納戸の建具は、アルミ製でちょっとおしゃれ?
部屋が広く感じられますね。

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2010年03月04日

内部造作の塗装




内部の造作材(窓枠や建具枠、幅木など)の多くは、建材メーカーの商品になっています。すでに塗装(化粧シート貼り)してあるため、大工さんが取り付ければそれで完成してしまうからです。色も何種類かあって選ぶことができます。

これは、コスト面や仕上げにむらがないことから、使用することが多くなりましたが、無垢の木を使って、塗装で仕上げるのが従来のやり方です。

塗装する意味は、色を好みに合わせるというのもありますが、木の劣化を防ぐことや、汚れが付きにくくすることが機能的な意味となります。

ここでは、多くの造作材がメーカー品ですが、棚や小さな戸棚などは、大工や建具業者が作っています。それらは手のかかる位置にあるものなので、塗装をしています。
色はあえてつけず、クリア(透明)仕上げにしています。その方が木の目や風合いを生かせるからです。また、塗装してもいずれこれらの造作材は、日焼けしてきます。
そうするといい色合いになるのです。

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2010年03月02日

クロス張り




工事の後半は、内装関係が主になります。

一般的には、ビニルクロス仕上げが多いでしょう。ビニルクロスといっても、今は、再生紙や植物性繊維や自然の素材を使った材料が主になっており、糊もホルムアルデヒドの少ないものに変わりました。

また、工事の早さや価格面からもビニルクロス仕上げが多いです。

材料は、ほぼ90センチの幅であとはロールになってきます。内装業者は、壁や天井の寸法を測り、必要な材料を取り寄せます。すると、その分の長さのロールで材料が来ます。その材量を90センチ幅の縦に貼っていきます。
基準の位置を決めて、そこからスタートしていきます。窓など角の部分は丁寧に張り込みカッターで余分な分を切り取ります。

クロスを貼る前は、パテを塗ります。この作業が大事で表面を平滑にしたり、ビスやボードのジョイントがわからないようパテで埋めていきます。この作業をしっかりやるからこそきれいに貼れるのです。

貼り始めると早い工事ですが、見ていても面白く、内装業者が終わるとほぼ完成した状態になります。塗装業者の仕事も含めて、仕事をのぞいてみてください。

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2010年02月16日

内装下地




内装の仕上げの下地として、石膏ボードを貼ります。
壁は、通常厚み12.5ミリ。サイズは、畳ほど。または、天井まで届く長いサイズもあります。当然、継ぎ目が少ない方が内装の仕上げには影響が少ないです。
天井には、厚みが9.5ミリ。作業性として薄くしないと天井の場合は大変です。

石膏ボードは、耐火の役目ももっています。
また、本来強度はほとんどないのですが、強化ボードといって構造強化のために使用するボードもあります。また、水回り用の耐水ボードもあります(いずれも普通より高い)。
厚みも15ミリというものもあります。

今、仕上げとして多くの場合、ビニルクロス貼り。ここ最近では、珪藻土といった左官材料で塗って仕上げることも多くなりました。
さらに、塗装で仕上げることも。
いずれにしても下地としては、この石膏ボードで十分まかなえます。
板材で仕上げる時も下地にはこの石膏ボードを使っています。

多くの仕上げ材の下地になれるこの石膏ボードはすぐれものです。

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2010年02月02日

床張り




フローリングという床材です。
今やほぼこの床材でしょうから、説明は不要かと思います。

写真は、ちょうど台所の床を貼っているところで、キッチンの配管が床から出ています。

貼るときは、基準の壁を決めて、一方向から貼りだします。ですから部屋が境界なく全部つながっているとその割り付けも考えなければなりません。

フローリングは、合板と無垢板の2種類あります。合板の場合、グレードがよいものになるとワックス不要というのがありますが、多くは、メンテナンスとして清掃及びワックスがけをしていただくといつまでも色つやが保たれますし、多少の擦り傷も隠せます。

ワックス不要のフローリングだとメンテナンスが楽ですが、やはり清掃は心がけてください。

無垢板の場合、メンテナンスが必要ですが、やはり無垢の良さというものがありますので、そこを考慮して、清掃には心がけてください。日がたってもよさは変わりませんから。

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2010年01月20日

天井のボード




内装の仕上げ材の前には、たいてい石膏ボードを貼ることが多いでしょう。
壁や天井に石膏ボードが貼られると部屋の広さがわかってきます。

天井の石膏ボードは、厚みが9.5ミリ。壁が12.5ミリ。
天井は、荷重がかかるので厚みが薄いのですが(施工も大変なので)、防火上の問題や構造上の問題、つまり3階建などはその厚みも変わります。
天井でも12.5ミリになったり、壁が15ミリになったりします。

石膏ボードも種類があって、強化ボード、耐水ボードがあります。
基本的に内装の下地材ではありますが、湿気、防火の性能が本来のものです。構造上それほど強くはないのですが、木造3階建てになってくると強化ボードで壁の強度を上げるようにします。

また、石膏ボードは水浸しにしてしまうと断熱材と同じでだめになってしまいます。
湿気が強いところでは、耐水ボードにすることもあります。
仕上げると見えなくなるのですが、必ず必要な下地材ですね。

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2009年11月22日

内部塗装




階段を塗装しています。

ここの階段は、すべて木製でパイン材という種類の木材とSPF材というヒノキと栂の間のような木材の2種類です。
どちらも輸入の無垢の木ですが、パインは1枚ものではなく、同じ種類のものをいくつか合わせた集成材(積層集成)です。

木の良さや雰囲気を残すためにそのままにしたいのですが、やはり歩いたり手を突いたりと次第に汚れてしまうので、塗装で保護します。

ペンキだとせっかくの木がわからなくなるし、いずれ塗装がはげたりするので、ウレタンという耐性の強い塗料にして、色をつけないクリアな仕上げにしました。
つやも5分つや程度であまりつけないようにします。

養生をして(廻りに塗装がつかないように)、それから2回、3回と塗ります。
塗れば塗るほど厚みがつき長持ちするのですが、時間をそこまでかけられず、2,3回かけています。

つやもピカピカになるほど付けるとまた違うらしいのですが、自然な形にしたかったので半つや(5分)にしています。

塗装はほかにもニス、自然塗料、ワックスと多種類あり、用途によって分けています。
その場所の状況、コスト、メンテナンスなどを考慮して選びましょう。

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2009年10月07日

内装工事

 


内装工事といっても大工さんの工事です。
床の仕上げは、フローリング、クッションフロア、絨毯、コルクタイルといろいろありますが、一般的には、ほぼフローリングと言っていいでしょう。
貼っていく方向に基準の墨を打って、それに合わせて1枚づつ貼っていきます。家は、どんなに正確に作っても多少のゆがみはあります。
墨を打たずに端から貼っていくと最後に斜めのフローリング材となることが。
特にリフォームだとあり得ます。
ものすごく歪んでいることもあったりして、どこを基準にするか迷ってしまうことも。

合板のフローリングだとたいてい幅が約30cm、長さが1m80cm。
商品によっては、15cmの幅もあります。だから貼り始めると割に早く進みます。

無垢のフローリングもあり、これらは材料の性質上幅が細く6cm位から9cm位の幅になります。ですから、貼るのにちょっと時間がかかります。

壁は、大工さんが仕上げるということは、少ないです。一般的には、やはりクロス仕上げでしょう。あとは、塗装、左官業者による塗り物(珪藻土類)、タイルなど、

ただどの仕上げにしても、下地は大工さんで、ほとんどが石膏ボードによる下地です。
石膏ボードの厚みは、その部屋の状況や建築基準法上から決まります。
大きさは、畳1枚ぐらいから長さが天井ぐらいまでのものまで。
それを1枚づつ貼っていきます。貼ったボードがでこぼこになっていたり、切ったところが悪いと後の仕上げの業者さんに怒られるんです。

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2009年10月05日

つくばい




玄関の中に設計上ちょっと空間ができたので、手水鉢を置きました。
手水鉢は、茶室などの庭に置かれる手を洗う鉢。
本来外にあるものですが、置くスペースがなく玄関内の空間を利用しておきました。

ここの家では、茶室がありそこでお茶の作法も教えていらっしゃるので、必要なアイテムなのです。
まだ、廻りの石が足りなくて、下のコンクリートが見えますが、ちゃんと見えなくなるよう石を捲きます。

ここまで茶室の形を出すならばと 玄関の土間はタイルですが、黒御影調の石風のタイルにして、手水鉢の周りもそれを貼っています。
さらに、壁は杉板を貼りバーナーで焼いて焦がして焼き杉にしました。

そうそうできることではありませんが、ちょっと洋風な家の中に和のアイテムがあると面白い仕上がりになります。
ここでは、ほかにも和室でないのに窓に障子を入れてカーテン代わりにしています。

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2009年08月23日

吹き抜け




2階のリビングの見上げの写真です。

小屋裏空間をそのまま天井として、ダイナミックな吹き抜け空間を作りました。
2階は、日当たりも良いので、非常に爽快な気分です。

欠点は空調の機能が損なわれるため、シーリングファンと言って、扇風機のようなものを天井に取り付け、空気を撹拌し、温度を調整するようにしています。

天井は、杉の無垢の羽目板、壁はエコ系のクロス。

小屋裏となるところは、構造体としての木組みをそのまま表しています。
気持ちよさと同時に、環境や体に良い材料を使って、より効果を上げています。

必ずしもできるものではありませんが、空間の有効利用とおもしろさ、住み心地の良さ、これらを踏まえた空間が少しでも実現できるよう、努力しています。

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畳工事

 


最近めっきり減った和室。それに伴って畳屋さんの仕事も減っています。

ここでは、茶室を含めた和室があり、畳を必要とします。

やはり、出来上がると畳っていいなぁと思います。私がふるい人間なのでしょうか?
日本人のDNAを持っているせいでしょうか。
イグサのにおいをかぐと何とも言えない気分となり、寝転びたくなります。

日本の伝統文化でもある内装材ですから、残したいなと思います。

上の写真は、畳を引く前に虫がつかない用防虫シートを敷いています。畳が敬遠される理由の一つが、ダニなどがつくということです。今は、防虫剤が入っているものや、芯が、スタイロフォームもあるのですが、ここでは、本畳と言ってすべてわらの素材で作っていますので、念のためシートを敷きます。

それから畳を敷きますが、部屋の形状に合わせてあるので、どこに敷いてもいいというわけではありません。順番と位置があるのです。

畳の裏に符号が書いてあります。畳屋さんが自分が敷くときのための目安に書いたものです。畳は、上げることもできますから、一度裏をのぞいてみたら?

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2009年08月21日

玄関ポーチのタイル張り




玄関内外の土間、タイル工事です。

どうしても、人の出入りがあるので、最後の工事になってしまいます。

黒い石調のタイルで30センチ角を貼っています。タイルの大きさがどうであれ、基準墨を出し、それを基本に貼りだしていくことは同じです。

タイル工事もめっきり減って、玄関廻りばかりになってしまいました。

キッチン前には、キッチンパネル、浴室はユニットバス。機能を追求するとどうしても、タイルを避けてしまうことが多いですが、ポイントとして使ったり、部屋の内装の一部に使ってみたり。デザインとして考えれば、いくらでも応用はできます。

湿気を調整するようなすぐれたタイルもありますので、是非、ご検討ください!
→当社もう一つのホームページの「得するイベントのご案内」を見てください。
http:www.37201606.com

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2009年08月05日

クロス貼り




壁紙を貼る前のパテ処理が終わり、パテが乾くとクロスを貼る。

以前から紹介しているように、クロスはビニル素材からできているビニルクロスというのが主流でした。
今でもありますが、このビニルクロスがシックハウスというものにかかわってきました。

使用する糊や、ビニルの素材に体に影響する成分があったためです。これは、クロス以外にもペンキやフローリングなどの建材にも問題が出ました。

また、ビニルクロスは産業廃棄物として処分され、リサイクルできないものとして、非常に使用しにくくなりました。

そこで、自然素材を使った塗装や珪藻土のような塗り物、タイルが登場し、これが大きく普及しました。

クロス製品では、ケナフなど植物系の自然素材、珪藻土の成分から作られたもの、和紙を主成分とした材料が開発され、健康にも影響なく、処分してもリサイクルできるクロスが多く出てきました。糊の成分もよくなり、広くつかわれるようになりました。


ただ、ここで問題なのは、施工面です。

これらのクロスは生地が薄いものが多く、貼ったときに下地の不陸や処理の不具合がそのまま出てくるということ、ビニルと違い自然に近い素材ですから湿気や温度で左右されすぐに伸び縮みしてしまうのです。
これは、施工業者泣かせでやりなれていない職人さんは、当初それでクレームにもなりました。

今でも、張替えの時は、注意して施工すると同時にお施主様にもよくその点を理解してもらうようにしています。

どうしても見栄えを重視したい場合、まだビニルクロスは商品として多く出ています。従来ほど厚い生地ではなくなりましたが、施工性はよいです。シックハウス対策としても国の決めた基準に合格した商品に改良されており、糊とともに問題なく使用できます。

梱包された商品に「F☆☆☆☆」の表示があれば、安心です(他の建築材料にも表示されています)。完全ではないですが、以前のような悪い成分は少なくなりました。
逆にそうでない商品はありませんが、シックハウスを気にされる方は、クロス選びの時に業者さんにそのお点を留意してもらうようお伝えください。また、施工性が商品によって変わってくることもご理解ください。

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2009年08月03日

クロス下地工事




クロスを貼る前の下地工事です。下地工事というのは、パテ処理のことで基本的にクロスの場合、どの素材でも製品に糊をつけてそのまま貼ります。

ただ、多くは石膏ボードの上に貼るので、そのジョイントや釘やビスの頭がわかってしまいます。
特に最近のクロスは、自然素材系が多いので生地が薄く、貼ってもそれを隠すことができません。

そこで、パテ下地をして、下地を平たんにします。その工程を踏まえてから、クロスを貼ります。

このパテ処理は、塗装で仕上げる場合でも、左官工事(塗り壁)で仕上げる場合でも必要です。この処理が大事なのです。

クロスの種類として、ビニル素材、紙(再生)をはじめとする自然素材、布とありますが、いずれも生地が薄くなっています。そのため、湿気の差が激しいとジョイントがわかってしまうこともあります。これは、施工業者泣かせですが、やはりシックハウスになりやすい方、気になる方や環境を考える方には、これらの素材をお勧めします。
ただ、ビニルクロスと違い、ジョイントや不陸がわかりやすいのも事実です。こういった点を理解の上お選びください。

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2009年08月01日

左官仕上げの壁




和室の壁仕上げ工事です。壁仕上げに多く使われるクロスではなく、左官さんが塗る壁にしました。

塗る壁といっても材料は様々で、漆喰もあれば、モルタル、京壁など。
ここでは、最近はやりの珪藻土を使っています。珪藻土は塗り厚も少なくてよいので、非常に施工しやすく場合によってはお客様自ら塗ることもあります。

他に珪藻土を使う理由として調湿効果やシックハウス対策としての材料としてつかわれることが多いでしょう。それと、同じ理由で貝殻や卵の殻を原料とした塗り材も出ています。

和室なので、どうもクロスというのは、抵抗があり(勝手な思いですが)、予算が合えば塗り物の壁をお勧めしています。
和室に限らず、洋間でも仕上げ方によってはよく使います。塗装やクロスと違い、左官の塗り方一つで斑を出したり、パターンをつけたり、ざらざらした素材感を出したり、遊ぶことができます。

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2009年07月27日

内部塗装工事

  


和室の塗装工事ですが、塗装というより清掃に近いです。
基本的に和室には、ペンキやニスなどは施しません。崩した和室でない限り、色も付けません。
ここは、茶室にもなるので、木材の素材をいかさないといけません。


作業としては、水やシンナーを使って汚れをふき取り、そのあと専用のワックスを掛けます。
ひとつは汚れを落とし、また汚れがつかないためですが、ここの壁は、珪藻土という塗り壁になります。
塗り壁だと、壁際の材木に塗り物材料が浸透し、灰汁が出てくることがあります。それを避けるためにも、ワックスを掛けます。

通常塗装工事でも同じでうが、上の写真からまず、塗装がかかってはいけないところと塗っていいところを見切るために養生のテープを貼ります(その前に塗る周りには汚れないよう養生もします)。

貼った状態が中の写真。テープの色は、関係ありません。これらを施してから。

塗ります。ここは、ワックスなので、養生前に洗浄もしています。塗装ならサンドペーパーをあてます。
塗り方は、その材料で変わってきます。

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2009年07月06日

木材の加工




下駄箱のカウンターの天板を加工しているところです。

材料は、ケヤキで天板の大きさに加工し、削っています。

木材の場合、材木屋さんなり材木を扱うところで購入すると、たいてい削られていない荒木の状態になっています。それを加工してもらうか、自分で加工するかになります。

現場にあった大きさや厚みにするために、加工しますが、この場合自社の手持ち品なので自分で加工しています。

でも、本来はこういった姿だと思います。無垢の木を1本1本丁寧に扱い、納めていく。
出来合いの人工的な材料を使うのでなく、少々色合いなどが悪くても自然の木を使いたい。そう思っています。

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2009年07月02日

床張りフローリング




床の下地が出来上がり、仕上げのフローリングを貼ります。

当たり前ですが、フローリングは端から貼っていきます。ただ、そのままべたべたと貼っていくわけではありません。
ちゃんと作っていても、家は多少ゆがみがあるもの。必ずしも直角になっていたり、平行になっているわけではありません。
そこで、長手の方向(フローリングの長手方向)に基準の墨を打ち、そこをもとに平行になるよう貼ります。

両端でゆがみは逃げるようにするのです。

フローリングは、合板から無垢まであり、床暖房対応から階下への音の配慮から遮音または防音フローリング、犬などペット用のフローリングと様々です。
予算と用途、デザインを考えて選びましょう。

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2009年07月01日

床の直し・フローリング張り




リフォームで多いもののひとつに、和室から洋室へのリフォームがあります。

洋室に変えるというより、畳をフローリングにしてほしいというのが本当でしょう。

理由として、畳にダニなど虫がつくのではという考え(防虫のものもあるんですけど)。
畳が古くなってしまい、替えるのが面倒。フローリングなら一度張ればそれまで(傷つけられたらだめですけど)。
ベッドにしたいので、フローリングに。
掃除がしやすいから・・・などなど。

工事としては、さほど難しいことではありません。
問題としては、畳の厚さが通常5センチから6センチ、フローリングは厚くても1.5センチぐらい。そうすると床に段差ができてしまうので、フローリングの下に骨を入れないといけません。

写真は、畳を撤去した後に垂木という桟で30センチ間隔で骨にします。これが、およそ3から4センチ。
それから、合板を下地に(強度を増すためもあります)貼り、それからフローリングを貼って元の畳の厚さと同じようにします。

また、1階の場合などこの垂木の間に、断熱材を入れて下からの熱を遮断します。

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2009年03月08日

畳替え




最近徐々にその存在が少なくなってきている、畳です。
畳をやめてフローリングに変えることが多い中で、やはり畳の部屋もほしいという希望もあります。
横になれるからとか、畳の感触やにおいが良いなど。あと、和室という雰囲気とフローリングが合わなくてという方もいますが、これは前にも紹介しましたが、和と洋の折衷も面白いスタイルだとは思います。

ここでは、虫のつかない畳ということなので、新しく作り変えて敷きこみました。
畳はほかに表面(畳表)だけを貼り替える表替えと、表面(畳表)を裏返しにする方法があり、裏返しが一番安いです。ただ、一度裏返しをしてあったら二度目は、表替えです。

また、年数がたち畳の芯(藁床)が弱ってふわふわしてくることがあります。これだと表替えをしてもダメなので作り替えになります。

でも、新しい畳のにおいと肌触りっていいもんですね(よく女房と畳は新しいほうがいいとは言いますが・・・)。
そこで横になって         やっぱり日本人だな。

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2009年03月07日

クロスの貼り替え




リフォームや模様替えで一番最初に思いつくのは、壁紙の貼り替えではないでしょうか?

壁紙や天井紙を貼り替えるだけでリフォームと言うかは別ですが、やはり一番多い工事ですし、何をするにもついでに貼り替えましょうかとなることが多いです。

現状の壁紙をはがして、再度パテをやり、新しいクロスを貼るのは仕事も早いですし、金額もそんなに大きくありません。
ただ、リフォームで貼り替えの大変なのは家具類や飾り物です。

すべて外したり移動したりする方が、場合によっては貼り替えより大変だったりします。
施工業者からアドバイスもあるかもしれませんが、依頼するときにこの家具をどこに動かそうかとか、これは触ってほしくないとか、自分たちが逃げる場所があるかとか、事前に考えてください。

できれば、職人もよい環境で仕事をしたいものです。すべてなしというのは、ありえないですからせめて貴重品やコンピューター類だけはしまっておく所を考えてください。

また、壁紙の貼り替えだけで済まない時もあります。それは、下地が悪くなっている時です。
これは、場合によっては施工しはじめてわかる時もあります。その場合は、説明があるとは思いますが、必ずしもきれいにならない時もあることをす頭の片隅に入れておいてくだい。

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2009年03月01日

床貼りの完成




元和室だった部屋をお客様の要望でフローリングにしました。

フローリングは、合板ですが今回は表面の層が厚い厚張りタイプというのを選んでいます。
また、グレードとしてもよいので表面の仕上げ塗装がよく光沢もあり、一般的な合板フローリングより無垢に近い仕上がりとなっています。

本物の無垢となると予算上難しいものも出てきますが、商品をうまく選ぶことで近い形にもできます。また、メンテナンスも合板フローリングは、容易です。

フローリングもいろいろなメーカーが出しており、その中でもグレードや商品が多く、最近ではペット用のフローリングもあります。
さらに無垢材となると材木の種類分だけ商品がありますので、こちらも迷ってしまいます。

もし、いろいろと選びたい場合は、新宿のOZONNEというショールームに行くとすべてではありませんが、総合的に見られます。あとは、各メーカーのショールームに行くことでしょう。

当社でもある程度のサンプルやカタログがありますので、一度相談してください。

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2009年02月12日

床の張り替え




床の張り替えのひとつに 畳からフローリングにする工事があります。
最近、特にこの工事が増えました。

ダニなどの虫を気にする方、掃除などのしやすさ、生活スタイルなどから変えることが多いです。

いたって、工事としてはやりやすく、よほど下地が悪くない限りは、8畳で2、3日でできます(荷物がすごい多いと別ですが)。

畳の厚さを利用してもう一度骨組みを作り、フローリングを貼るのである意味床がより頑丈になります。
その骨組みに断熱材を入れれば、より保温効果もあがります。1階の場合は、特にお勧めします。
この写真では、2階です。2階の場合、畳からフローリングに替えると音の問題が出ます。そのためにクッション材を先に入れています。それでも不安な場合は、遮音のゴムマットを入れたり、遮音用のフローリングを使用します。

床暖房を考えている場合もこの時に行うといいでしょう。

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2008年12月29日

和室の内装




完成した和室の写真です。
和室なのに床柱や長押といった壁に木が見えていません。床は畳だけど何かログハウス風な・・・。

このST邸では、和室が2か所あり一方は、いわゆる真壁と言って従来の床柱、長押、その他柱など見えており、天井は、敷目板、床の間も備えています。壁も左官工事で珪藻土でフラットに仕上げています。

もう一方は、少し崩した形にしました。洋和風といいますか、壁は、大壁式と言って柱などを見せない洋間風に仕上げ、ビニルクロスを貼っています。でも、ちょっと和風な柄にしています。

窓には、障子を入れてこれも和風です。障子は、カーテンと違い目隠しにもなりつつ光も入れられます。風を入れたい場合は、目隠しにはなりませんが、あけることによって十分風を入れられます。

天井は、ログハウスのような板張り。

この組み合わせも面白いと思います。遊んではいますが、はでではありません。和のアイテムを使って、洋間に変化をくわえてみてもよいでしょう。

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玄関タイル張り




玄関の床は、タイル張りが一般的多いと思います。

工事中、人の出入りが激しいため、どうしても最後の工事になります。
コンクリートで下地を作り、乾いた後にタイルを貼ります。
タイルの裏にモルタルをつけて、貼っていきます。それからタイル同士の目地を埋めます。

タイルは、50、100、150、200、300・・・といくつか大きさがあります。輸入タイルになるとまた少し寸法が変わります。そのタイルの貼り方がバラバラではおかしいので、ある規準位置をきめてそこから貼っていきます。
玄関の壁に合わせるか、外部の壁に合わせるか、どこまで貼るかなど小さい半端なタイルがなるべく入らないようにして決めます。

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2008年12月22日

クロス工事




内部の塗装が終わると天井壁の仕上げ工事に入ります。

最近は、いろんな仕上げ材がありますが、やはりオーソドックスなところでは、ビニルクロス仕上げでしょう。単価もわかりやすく施工も早いので。
ボード張りをした後そのジョイントや釘ビスの頭をパテで平滑にして、クロスに糊をつけて貼っていきます。シックハウスの問題が出てからは、のりも低ホルムアルデヒドに変わり、ビニルクロスの材料も同じく変わりました。また、ビニルクロス以外にケナフという植物から作ったものや再生紙、和紙を素材としたクロスもあります。

まず、クロスを頻繁に貼り替える人はほとんどいませんが、長年で汚れてきたり、ジョイントが目立ってきたり少しはがれてきたりします。それでも生活に支障はないので我慢できればそのまま・・というのが、ほとんどでしょう。貼り替えるためには、家具など全部動かさないといけないので。

でも、やはり貼りかえると気持ちもよく部屋が新しくなったような感じになります。施工の速さや金額面から考えると一度は張り替えてみてはいかがでしょうか(消極的な営業ですが)?

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2008年12月17日

珪藻土塗り




和室の壁を珪藻土で仕上げています。

昨今のシックハウス対策や環境に対する関心から内装材も変わってきました。
和室でさえ、コストや工期の面からビニルクロスで仕上げることが多くなっていました。
珪藻土という左官材料が出てから、その傾向は変わってきました。

漆喰などの今までの材料よりやや安めで、工期もさほどかからないことから、この珪藻土で洋間も仕上げたりすることがあります。

やはり、塗って仕上げた壁は、和室によく合います。色やパターンも選ぶことができますし、和室があるならば、一部屋だけでも珪藻土にしてみませんか。
調湿効果もありますし、化学材料も少ないのでお勧めします。

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2008年12月09日

内部の塗装




大工さんがメインとなる木工事が終わると、次に内装工事に入ります。

各部屋の造作材(木製の枠や巾木、廻り縁、カウンターなど)、階段などをまず塗装から始めます。
それから、壁紙などのクロス工事や珪藻土などの左官工事に入ります。

リビングの巾木を塗装しているところです。塗料は、オスモという自然素材系の塗料でクリア(木地の色を生かした透明な)色に塗っています。
自然塗料は様々な種類が出ていますから、塗装業者さんと相談してください。物によっては、一般の方でも塗れる材料です。よくお客様に塗ってもらうこともあります。
通常ペンキやニス、ウレタンなどの塗料を使いますが、住む人を考えていくと自然系の塗料や建材にしたいものです。
ただし、階段やカウンターなどは、汚れや傷がつきにくいものにしたいのでその場合、やむなくウレタン系の塗装にしています(その方が丈夫なので)。

最近は、枠材や建具など建材メーカーの規格品をよく使用します。コストも安く(上級になると高いこともありますが)、工程も早くなり非常に施工者サイドとしては、良いものです。製品も良くできており、金物、色など間違いありません。
しかし、なるべく手作りのものをお勧めしたい当社としては、高めでもその家の個性としてできれば、大工、建具屋、塗装屋、内装屋といった職人が作るものにしたいと考えております。

 

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2008年11月20日

壁のボード張り




リビングの壁下地となるボードを貼っています。ボードは、天井と同じものですが、厚みが12.5ミリで3ミリほど厚くなっています。
これが、3階建てとか内装の規制が厳しい建物になると15ミリになったり、2重に貼ったりします。これは、耐火のためです。

貼っているボードの向こうに見えるのは、外壁の構造用合板で、ここでは、外断熱のため断熱材が中にありません。
柱と間柱(写真で見えているのは間柱)の上に胴縁という細い材を水平に打っています。これにボードを留めるのですが、部屋が狭い場合は、直接柱などに留めます。ただ、柱が水平垂直の精度がやや悪いため、胴縁を打って壁の不陸を調整します。

このボードを貼り始めると部屋の雰囲気がぐっと出てきます。

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2008年10月25日

天井ボード張り




天井のボードを貼り終わりました。
ここでは、クロス仕上げになります。クロスの仕上がりが平滑になるよう、平らに貼ります。
ボードの大きさは、通常畳と同じぐらいです。その継手が同じにならないよう交互に貼ります。
そうすると クロスを貼った時に継手が分かりにくいのです。
照明があれば その線を出しておきます。
ですから 天井の下地が始まる前に 天井に取りつく器具の位置を決めておきます。

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2008年08月29日

クッションフロア貼り




クッションフロアは、ビニルの素材による床材です。
ビニルですから掃除もしやすく、多少水をこぼしても浸透しません。また、土足用もあるので耐久性もあります。
施工も早く価格も安価です。アパートなど賃貸物件にはよく使用します。特に水回りの部屋です。
写真では、玄関の土間に張っています。アパートの場合、モルタル塗りのままが多いので、見栄えのためにも良くはります。
あとあと張り直しや、その上からも貼れますので便利な材料です。
ただ、フローリングやタイルなどと比べてしまうと・・・。ですから、一戸建てには、あまり使用しません。
また、床下に湿気があるとビニルなのでかえってこもってしまうので、当社としては、賃貸以外では、あまりお勧めしていません。
お掃除などには、非常によいので、洗面所や便所などに使用するのがよいでしょう。色柄も多数あります。

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2008年08月06日

玄関式台




玄関ドアを開けて正面を撮った写真です。廊下になっていてそのまま進むと2階に上がる階段になっています。

式台といって、玄関の土間から1階の床に上がる踏み段と思っていただければよいでしょう。名前は、武家屋敷など古くからある住宅から来ています(本来は、もっと大きいのでしょう)。
床が合板のフローリングで本来その色に合わせるか同じ物を使用するのですが、ケヤキというよい材料を当社で解体工事の際、いただいた材料を使用しました。
硬くて丈夫。なおかつみがけば非常に見栄えのよい材料です。普通に取り寄せたらかなり高価なものになります。
でも、無垢のよい板をせっかくだからどこかに使いたいと思い、お施主様に了解を得て取り付けましたが、きれいにいきました(でも、もう在庫がありません)。

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2008年08月05日

ユーティリティ




洗面脱衣などのユーティリティです。
洗面化粧台、洗濯機置き場などに使うスペースです。
洗面化粧台と洗濯機置き場の廻りには、キッチンパネルといって最近システムキッチン廻りの壁に貼る材料です。火や水に強くそのままふき取ることができるので、クロスやタイルよりもこの素材で仕上ることが多くなってきました。それを使用しているのですが、当然洗面や洗濯機の水はねもあります。そんなときにパネルなら水に強いし、すぐふけます。
また、洗濯機の下には「洗濯機パン」という受け台を設けています。仮に水漏れを起こしてもこの台が水を受けて排水します。床も傷みませんし、安心です。
さらに洗濯機用の蛇口は、緊急の止水弁付でホースが外れたりしても水が出ない仕組みになっています。
どうしても水廻りにはメンテナンスが必要なことが多いので、ちょっと工夫したり、よい設備機器を選んでみるのがよいでしょう。

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2008年05月27日

ステンドグラス




階段室のあがったところ、2階の部屋の入口上にステンドグラスをアクセントではめ込みました。別の壁にも対になるステンドガラスを嵌めています。

実は、以前建築させていただいたお客様の家が解体になり、その一部をいただいて再利用したものです。
ステンドグラスは主に教会の窓でよく見られます。色ガラスやガラスを着色し、宗教上の意味をもつ絵やデザインがなされています。その工法が一般的になり、装飾として広まり、使われるようになりました。本物のガラスは色あせも少なく、いつまでもその装飾性を保つのでこのように再利用ができました。
アクセントやデザインとして使うので、機能面では何も関係ありませんが、使うポイントがうまくいけば、とても効果的なものです。

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2008年05月26日

コルクタイル張り




床の仕上としてコルクタイルを貼っています。畳、フローリング、カーペット、タイルなどその部屋の用途やデザインによって仕上も変わります。
コルクタイルも木質系の仕上材です。フローリングのような硬さは無く、でもタイルのような冷たさも無い。色も濃淡の違うものがいくつかあり、厚みも種類があるので部屋の用途によって選ぶことができます。
短所としては、日焼しやすい材料で窓に近いところと部屋の奥では、日がたつと色が違ってきます。でもそれも味わいといえます。
単価もそれなりにかかりますが、おすすめできる商品です。

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2008年05月21日

珪藻土仕上げ




珪藻土という言葉は、一般的にも耳にされることが多いのではないでしょうか。
藻類の堆積物でできた土を利用した仕上材料です。この材料が多孔質なので吸水性に優れています。つまり、この材料を塗ることで室内の湿気を吸収し、乾燥したときには放湿する優れた材料です。木もその性質に近いので、これらを組み合わせれば、快適な空間になります。
色の種類も多く、塗り方によってたくさんの仕上げ方があるので、デザイン性も富んでいます。当然低ホルムアルデヒド対応品です。
塗り物なので乾燥の時間が必要ですが、そんなに工期の掛かるものではありません。ビニルクロスと比べるとコストがかかりますが、使用する部屋を選べばそんなに負担にならないのでは?
一度ご検討下さい。

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2008年05月09日

ワックス掛け




和室床板部分のワックス掛です。床板は、無垢の桧です。
ワックス掛というと通常完成前の掃除のときにかけるものですが、この桧の床板は、無塗装品のため早めに保護しておきたいこと。和室という部屋は、基本的に塗装仕上げをする部屋ではないので、床柱や鴨居、敷居など一度洗って、ワックスをかけ自然な仕上げにします。
また、今回壁が珪藻土仕上のために、先にワックスをかけないと珪藻土が触れる部分がしみになってしまうためです。

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2008年04月18日

階段




階段を組み立てています。写真は、廻り階段となる部分で1階から2階に上がる際、階段を長く取れるスペースがない場合。このようにUターンしながら階段を上がり降りするようにします。
都内では、階段の為に大きなスペースが確保できないので、どこかでまわる部分ができてしまいます。それでも階段の幅を広く取ったり、蹴上げを低くしてあがりやすくしたり工夫しています。
材料も積層の集成材ながら無垢の木を使用しており、素材感を生かし、人にやさしい階段材に仕上ています。

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2008年04月17日

天井仕上




天井の仕上材として杉板を貼っています。ここ最近のシックハウス関係から無垢の木等自然素材を多用した住宅が増えています。
当然メーカーもそういう商品を発売しており、インターネットでも購入できるような状態です。杉板に限らず木の場合、そのものが調湿効果がありますし、においや質感など人に快適な空間を与えいやしなど精神的な影響もあるようです。
手間隙も掛かったりビニルクロスに比べ割高になるなどコスト面では、マイナスですが、長く住む空間として考えれば、こういうお部屋が一つはあってもよいと思います。
ただ、無垢の木ですから1枚1枚表情が違います。プリント合板やビニルクロスになれている方は、その点だけ注意してください。でも、それが無垢の証拠でもあり良さでもあります。

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2008年04月12日

玄関タイル張り




玄関内部土間のタイル貼りです。タイルのメーカーも多く、色柄や素材も様々です。
大きさも通常は、100、150、200、300角ぐらいはあります。
ただ、都内の住宅では、なかなか広い玄関ができないので、あまり大きなタイルを貼ることはありません。目地の掃除などを考えると300角ぐらいやれれば見た目もいいのですが。

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2008年04月09日

壁収納




リビングの完成写真です。壁天井は、ビニルクロス仕上げで、床が床暖房対応の化粧合板フローリングです。
昨今シックハウスで内装材が問題になりました。その要因として、ホルムアルデヒドの発生でした。最近は、のり、材料、塗装の成分が厳しき制限され、規格化されました。その表示として「F☆☆☆☆」とあります。当然ここでも、その規格にあった材料を使用しています。壁に収納がありますが、その材を保護するために使用した塗料も自然素材のものを使用しました。
これは、別の話になりますが、この壁収納CD1枚分は、埋め込まれています。なぜそれだけできるかというと、壁の中の断熱材が外部に張ってあるからです。
外断熱が性能上よいことは、お話しましたが、こういう副産物もあるのです。

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2008年03月04日

内部塗装




大工さんの造作やボード貼の仕事が終わると塗装業者が入ります。クロスやその他の内装仕上、設備機器を取付ける前に塗装します。
ここでは、リボスという自然素材をベースにした塗料で仕上ます。せっかく木部を無垢で仕上るのですから、塗料にも自然素材を使いたいのです。ただ、ニスなどに比べて乾きに時間が掛かり、光沢が少ないです。
また。どの塗料にしても色の種類がいくつかありますが、木部の素材感を生かすために木地仕上(または、クリア色ともいいます)にしています。
塗料の種類も多く、ペンキ塗りでデザイン性を強く出すこともありますが、環境や体のことを考えると。自然塗料をおすすめします。

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2007年10月11日

洋間と障子




寝室に当る部屋ですが、ここで見ていただきたいのは、床はフローリングながら障子をいれ、ベッドには畳を敷いています。和と洋の混合です。
障子は、音は防げませんが、光を取り入れられます。
フローリングは、無垢板で天井も杉の無垢板(壁は、クロスですが)。ベッドも木製で自然素材を生かした部屋になっています。木のにおいが良くすると好評です。
環境にも配慮された部屋になっています。

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玄関式台




玄関内部の完成です。土間は、表から同じようにタイルを貼りました。
床に上がる前に1段板を設けていますが、それを式台といいます。昔の名前の名残で玄関の次にある部屋でした。それが、床に上がる前の段板も式台というようになったのでしょうか。材料は、「もみじ」の無垢板です。正直こういう材料は、通常は手に入りません。木場などや銘木屋さんに行って購入しますが、金額も高価です。
ここでは、解体する現場から手に入れたもので、せっかくのいい木なので玄関先に使用しました。
床も約40センチぐらい土間から上がっていますので、一休みとしても式台は必要です。

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2007年10月09日

便所の壁




便所が完成した状態です。ここで見てもらいたいのは、便器の後ろの壁です。
キッチンバネルという、水にも強く、掃除もしやすい材料です。
これなら汚れてもすぐ拭けますし、クロスの張替もしなくてすみます。

投稿者Toyoshima : 10:44 | トラックバック

玄関土間仕上げ




玄関土間の仕上げにタイル張りしています。
廻りの立ち上がりまで張ります。
外もタイル張りなので、割り付けがそろうように、計算します。

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2007年09月29日

仕上げ塗装




玄関の下駄箱を塗装しています。ウレタンという塗料でクリアに仕上ています。
材木をそのまま見せたり、木の質感をよく使用しますが、場所によっては塗装によって保護しないと汚れがひどくなるところもあります。
そこで、塗装の際にはクリア塗装で着色せず木の質感を生かすように塗ります。
これで植物性塗料を使えばよりよいのですが、乾きが遅いため、施工性と現場の進行状態からウレタン塗装にしました。つやもぴかぴかにすることも押えることもできます。ここでは、5分つやといってややつやを出すようにしました。

投稿者Toyoshima : 14:43 | トラックバック

2007年09月24日

塗装工事・階段




階段塗装前に下地調整しています。
階段が無垢板なので、紙ヤスリで平滑にするのとざらつきを削ります。
大工の削りとは違うので目の細かい紙ヤスリを使います。
これをやらないと塗装ののりも悪いのですが、木の目が湿気により起きてきて仕上がりも悪くなります。
このあと何回か塗りますが、そのたびに紙やすりを当てます。
また、他のところに塗装がつかないようビニルなどで養生する作業もあります。

投稿者Toyoshima : 16:42 | トラックバック

2007年09月15日

下駄箱兼用階段




階段の蹴込板部分を蓋代わりに階段の1段の奥行を利用した下駄箱です。
通常の下駄箱を置くスペースが無く、苦肉の策です。
でも、一人か二人暮しなら充分ではないでしょうか。

投稿者Toyoshima : 08:54 | トラックバック

便所兼洗面所




奥に見えるのがトイレで手前は、洗面化粧台。左に浴室があります。
建物の規模が小さいときに良く使う間取りです。特にこれは貸家なので、少ない居住者であれば、洗面と便所がいっしょでもあまり困らないと思われます。これらの設備を1ヶ所にまとめることで他のスペースを大きく取ろうというねらいです。
また、洗面所の両脇や便器の後ろの壁には、キッチンパネルを貼ります。これによって、水が飛び散っても汚れたり腐ることなく掃除もしやすいです。また、ビニルクロスの張替えがあっても設備機器を動かすことなくすんでしまいます。

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2007年09月05日

カーテン工事




カーテンレールを取り付けています。
木製やデザインされたレールもありますが、貸家なので一般的なステンレスのカーテンレールを取り付けています。
レールも写真のように窓上につけたり、窓枠内につけることがあります。窓上の場合、窓よりも約左右に10センチほどレールを延ばして取り付けます。それは、カーテンを束ねたときに窓に掛からないようにするためです。窓枠内だとカーテンを束ねると窓の採光を邪魔する可能性があります。
ほかにブラインドやロールスクリーンなどカーテン以外の方法もあります。

投稿者Toyoshima : 16:09 | トラックバック

2007年09月04日

クロス工事( 壁)




外側が終わる頃には、内装の工事も始まります。
洗面所の壁のクロスを貼っています。クロスも見ていると面白いように貼っていきますが、何度も紹介しているように、下地のパテ処理からいろいろ手間を掛けています。大きな四角い部屋ならクロス業者も楽でしょうが、写真のように洗面所や階段、便所など狭くてかつ細かい作業が必要なところは、非常に大変です。その作業こそ技術的なものが発揮されます。
また、クロスの種類もここでは、貸家なので量産タイプといって比較的価格も手ごろで無難な材料にしていますが、環境を考慮したリサイクル材やケナフ材、和紙などを原料としたクロス材もあります。ただ、量産品といっても基準をクリアした材料になっています。

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2007年08月28日

床貼り




何回も紹介する工事です。フローリングという木製(ここでは無垢)の床板を貼っています。下に貼っているのは、大建工業というメーカーのクッション材です。2階なので階下に音が響きにくくすること、多少のクッションと断熱効果を考えています。家族が住むのでマンションのような防音床にはしていません。
また、木のぬくもりを生かすために無垢板にしています。基準線を出し、1枚づつ貼っていきます。ちゃんとやらないと板が徐々に曲がっていきます。
簡単そうな作業ですが、なぜまっすぐ貼れるのか現場でよく見ていただくとわかります。

投稿者Toyoshima : 13:58 | トラックバック

2007年04月24日

カーペット工事




タイルカーペットを床に貼っているところです。商品によって違いますが、45センチ角のカーペットで、部屋の中央に墨を出し、部屋の隅に向って貼っていきます。この要領は、タイルと同じです。
タイルカーペットの利点は、汚れたりしてもその部分だけ張替えができることです。よく事務所の床に使いますが、商品によっては住宅でも充分対応します。
部屋が正方形でなく、出っ張りや引っ込みが多いと端に行って加工が大変ですが、それは、どんな材料でも同じです。カッターで加工できるので、ご自分でもやってみては?

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2007年04月23日

コルクタイル工事




床に貼るコルクタイル1枚1枚に接着剤を塗布しているところです。速乾性の接着剤で、塗布して直ぐに貼らず、少し乾かすため、写真のように立てかけていきます。
コルクタイルもコルク樫(木)から作られた材料で、目にもやさしく、脚にやわらかく保温性もありとてもよいのですが、ちょっとコストがお高いです。色や柄も種類がありますが、経年変化によって色が変わるので、長い間に窓のそばと部屋の奥で色違いになったりします。ただ、機能を損なうことではありませんから、お試しになってはいかがでしょうか。

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無垢板天井材




リフォームの現場で天井に無垢板を貼りました。サワラ材といって桧の仲間です。見た目も桧の感じがあります。壁や天井の仕上げ用に加工されて商品として数多く出回っています。やわらかいので床にはちょっと向かないかもしれません。
無垢板は、見た目もきれいでやさしく、合板の接着剤の心配も要りません。木の種類も最近は、かなりでており、好みとコストで選んでください。ただ、プリントされたものではありませんから、木の目などが必ずしもサンプルどおりに行かないこともあります。また、湿度や環境によって板同士がすいたり、経年変化で色も変わります(それが本物の無垢なんですけど)。それらを了承してもらえば、当社は無垢板をお薦めします。

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2007年04月16日

リフォームタイルその2




シャワー室内のタイル工事です。22?角のモザイクタイルで平田タイルというメーカーの商品です。今のタイルは、約30cm角ぐらいのシートになっています。それをそのまま貼って、後から水を含んだスポンジなどで紙をはがします。ほとんどのタイルがこの方式になっています。そのあと、目地がまっすぐになるよう調整して、目地を塗ります。目地もタイルの色に合わせて何種類かあります。
モザイクタイルは、1枚1枚のタイルが小さいので、目地がわかりやすくタイル屋さん泣かせです。

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2007年04月12日

リフォームタイル接着材




タイルを貼るための接着剤です。タイルってセメントを練って貼るのでは?と、思われる人も多いでしょう。確かに外部では、ダンゴ貼りなどモルタルを練って貼っていくことが多いのですが、内部の場合、ボンドをよりペースト状にしたような接着剤で石膏ボードなどのうえから直に貼ることが多いです。乾きも早く仕上がりも早いです。接着剤は、もちろん低ホルムアルデヒドなので安心して使えます。普段は、目にしないものですがちょっと紹介させていただきました。

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リフォームタイル




流し前にタイルを貼っています。INAXというメーカーのタイルで、横長のタイルです。タイルは、モザイクタイルといって2センチや3センチぐらいの正方形のものや細長いもの、レンガ風、柄も様々です。最近、キッチンパネルなどなかなかタイルを貼る場所が少なくなりましたが、清潔感があり、色や柄によってデザインもできるのでタイルを好む人も多いです。目地にカビがきたり掃除が・・・という短所もありますが、お手入れをよくしていただければ、その美しさは、持続します。

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2007年04月03日

リフォーム左官仕上




いよいよ左官仕上です。アッシュライトを塗り始めました。2回ほど塗り上げます。色も多数あるのは紹介しましたが、塗り仕上のパターンは、自由になります。そこで、我々と業者(職人)、設計事務所、施主立会いの下、ある1面を見本で塗りました。そこで、いくつか塗り分けしてみてその部屋の感じやお客様の好みなどを考慮してパターンを決めました。ここでは、なるべくムラの無いようにフラットに仕上ました。塗装仕上げがフラットなのでそれにあわせることとあまり遊びが無い方がこの現場では合っているようです。

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2007年03月28日

リフォーム左官下地




このリフォームでは、壁に関する仕上は、ほぼ左官仕上となります。アッシュライトといって、前回紹介したビーナスコートという塗料材と同じメーカーです。火山灰を基本とした左官材です。
まずは、下地調整から入ります。これは、塗装の時とまったく同じです。ボードのジョイントにひび割れどめのテープを貼り、ビスの頭とともにパテで平滑に処理します。それから下地のモルタルを塗り、壁が平坦になるよう調整します。 左官さんが鏝を使って作業する姿は、なんともかっこいいものです。一見泥遊びしているような、安易な作業に見えますが、平坦にするということは非常に難しく、塗り厚を均一にするのは、やはりプロのなせる技です(と、この写真の職人さんが書いてくれといっていました)。

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2007年03月13日

リフォーム塗装バテその2




なんだか塗装屋さんのブログになってしまいそう。今回は、内部ながら塗装工事が多いのでどうしても増えてしまいます。パテ処理工事は、前回も載せましたが、ここでは、家具のパテ工事です。ペンキ仕上で白く塗ります。そこで、大工さんが家具を組み立てるときに使用したビスや釘の頭をパテでうめます。へらを使って平坦になるようにします。壁や天井と違って細かいので小さなへらで(ナイフのようなもの)少しづつ埋めています。その後ペンキ塗りです。塗装工事ってただ塗るだけじゃないのがわかっていただけたでしょうか?

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2007年03月12日

リフォーム塗装吹付




いよいよ塗装開始!今回使用するビーナスコートという塗装材は、塗布もあれば、吹付け、左官仕上とあります。ここでは、吹付けと左官仕上の2パターンです。吹付けは、空気を使ってガンで材料を吹き付けます。ノズルで量を調整したり吹き方を加減することで仕上がりも変わります。ただ、端毛で塗るのと違って、塗装材が飛び散りますから、ビニルでしっかり養生しないといけません。水性なので、ペンキのようなシンナー臭さはありません。リフォームには適した塗装材でしょう。

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2007年03月10日

リフォーム塗装材




前回も紹介しましたが、塗装の仕上材です。捨てられる卵の殻から採取したコラーゲンが含まれており、それがエコロジー性を高め、その繊維が壁面に生じやすいひびを防ぎます。もちろん低ホルムアルデヒド。素朴な質感を出すようです。いくつかの色やパターンがありますが、今回は、漆喰色でフラットな仕上がりを予定しています。これから塗装しますが、とても楽しみです。

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2007年03月08日

リフォーム塗装




いよいよ塗装の開始です。枠材関係を全てウレタンという塗装をします。塗装の種類などは、ここで説明したら終わらないので、あえて先に進みます。塗装では、保護性が強く、仕上がりもきれいな(ちょっとニス仕上より高め)材料です。塗装材は、自然素材のものをのぞくとどれもにおいがきついので、リフォームの場合、特に良く換気をしてお客様に負担が掛からないようにしなければなりません。それでもきつくて、外出する方もいます。また、外装もそうですが、近隣にもご迷惑が掛かることもあるので前もって報告した方が良いときもあります。

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2007年03月05日

リフォーム塗装ジョイント下地




同じく下地処理工事です。ボードのジョイントに「カンレイシャ」というテープのようなものを貼ります。クロスでも起こりえますが、ボードのジョイントは、長い間に動いてしまい(地震によるもの、下地の木の乾燥によるもの、施工不良などいろいろ原因はあります)それが仕上に出てしまうことがあります。それをこのテープを張ることによって、未然に防ごうというものです。塗装工事の場合、クロスと違い、仕上材の厚みがほとんどありませんから、下地の状況がでやすいのでこの作業が必要になるときがあります。家の性能上問題ないことではありますが、やはり美観を損ないますので、下地には注意を払います。

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リフォーム下地パテ




新築の時は、散々掲載していますが、ボードを貼ったあとのパテ処理です。これは、塗装工事の下地パテです。クロスと同じ要領です。ビスの頭やボードのジョイントをパテを使って平坦にしています。今回の塗装は、ビーナスコートといって、廃棄される鶏の卵の殻膜から作られたコラーゲンを含んだ自然塗料です。環境にやさしく、人間にやさしい材料です。同じくアッシュライトという左官材料も使用します。詳しくは、日本エムテクス? http://www.ashlight.co.jp まで。

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2007年03月03日

リフォームボード貼り




なかなかブログ更新できない日々が続いて苦しんでおります。リフォームですが、天井や壁に石膏ボードを貼りました。こうなると一段と部屋らしく見えてきて、完成も近い・・・でも、これからが仕上工事になりますから、まだまだ大変です。ここの現場はリフォームといっても大掛かりだったので、枠材も新規になっています。ヒバというとてもよい材質の木材を使っています。比較的水にも強い木です。においも良くて、色もきれいです。お値段も良いです(!)。木の材種によっても部屋の雰囲気は変わります(値段もですが)。その後の塗装の種類とあわせて、検討しましょう。

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2007年02月15日

リフォーム床貼り




リフォームの現場も床貼りの状態になってきました。これは、2階の廊下の床です。2階は、
概ね無垢のフローリングを貼るようになっています。材質は、チークという硬い木です。見てもお分かりのように深い色合いで高級感もあり非常に良い材です。また、このフローリングは、裏にゴムが貼ってあります。2階なので音対策としてクッション材のある無垢のフローリングにしましたが、なかなかありません。通常は、合板のフローリングを貼ることが多いのですが、やはり無垢のほうが味わいはあります。
ただ、クッション材があるので通常のフローリングより踏んだときにやわらかさを感じるので、そこだけは留意してください。

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2006年12月08日

コルクタイル




写りが少し悪いですが、床のコルクタイルです。今までブログの中では、初のコルクタイルになるでしょうか。肌触りもよく、絨毯とは違いますが、温かみを感じる材料です。おおよそ30cm角で接着剤を使って貼っていきます。やはりタイルのように基準線を出して貼っていきます。色柄も種類があります。厚みもいくつかあり、好みや用途に応じて選んでください。ただ、窓際など日の良く当るところは、長年の間に色が薄くなって日の当らないところと差が出てくるところが欠点ですが、それを考えてもお勧めの材料でしょう。価格もちょっと高めですけど。

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2006年11月21日

タイル割り付け




浴室の床タイルの墨出しをしているところです。タイルは、100?角の四角いものですが、基準の線を出してこの位置から貼っていくわけです。基準の線を出さないと壁際で曲がってしまったりまっすぐに貼れなかったり、きれいに出来ません。コルクタイルにしてもPタイルにしてもこのやり方は同じです。また、フローリングも貼る前には必ず写真のように基準線を出します。

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棚2




壁を利用した棚については、前回も掲載しましたが、改めて説明するとこの写真の場合、柱の太さ分の棚板が出来ているわけです。文庫本など丁度良いでしょう。棚の位置が自由になるように棚を受けるダボをレール式にしています。こういうことができるのも断熱材を外部に貼る外断熱方式を取っているからです。本来写真の棚板の部分に断熱材が入ります。その断熱材を外に出すことによって収納にしてみたり、構造体をそのままあらわしにした仕上げにも出来るわけです。

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2006年11月14日

棚板




なぜ、棚板だけをわざわざ取り上げるかというとよく見ていただけるとわかりますが、棚板が構造用合板を利用しています。この家自体が内装として(かつ構造体として)躯体がそのままあらわしになっています。当然構造用合板も丸見えで、下手をすると工事中に見えるかもしれません。そこまでくれば、棚板だって統一しなければ!当然乗せるものによって板の厚みを変えたり、不足分は2枚をあわせたりと工夫しています。合板とはいえ、お施主様が1枚づつペーパーを掛け、大工さんも小口を処理するなどしていますから、きれいに仕上がっています。材料の選択は、様々ですが、考え方によってはいろいろ応用できるということです。

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2006年10月18日

木の研き




この現場は、内装がありません(浴室除く)。よって、木が丸見えです。そうすると木が汚れたままでは。と、いうことで只今、当若手大工が一生懸命研磨しています。地味な作業なので応援してやってください。

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2006年09月20日

フローリング工事




床のフローリングを貼っているところです。無垢のフローリングでカバザクラという材種のフローリングです。他の無垢のフローリングに比べれば、安価です。すでにウレタン塗装されていますので、汚れの心配もありませんが、ワックスがけなど日頃のお手入れもまめにお願い致します(これは、どの無垢のフローリングでもそうですが)。施工としては、ただ並べてドンドン貼っているようにも見えますが、貼り方が曲がっていないかとか、表面の感じがムラ無く並べられているかとか、端のほうで妙に狭い巾にならないようにとか、隣の部屋と目地がそろっているかとか・・・いろいろ考えながら貼っているのです。

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2006年07月18日

絨毯工事仕上げ




絨毯工事の続きです。フェルトという下地材を敷きこんだ後、絨毯を敷き込みます。グリッパーに絨毯の端を引っ掛けて絨毯を敷きます。この写真は、アイロンのような形をした鏝で端を押えているところです。壁が出たり引っ込んだりが多いので、その形状に合わせてカッターやはさみで切り込んで敷き込みます。

投稿者Toyoshima : 17:03 | トラックバック

絨毯工事下地




ここでは、廊下や階段など部分的に絨毯を敷きます。壁際など隅のほうには、グリッパーというものを打ちます。細長いベニヤ状のものに釘先のようなものがサメの歯のようについています。それに絨毯の端を引っ掛けるのです。このあと、フェルトという綿のボードのようなものを敷きこみます。クッション材というか下地材です。

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2006年07月14日

タイル工事




めちゃくちゃ手ぶれです。電気が暗くておまけに手ぶれでものすごくわかりにくい写真になってしまいましたが、間違いなくタイル工事です。目地を詰めているところを撮影したつもりだったのですが。
モルタルで中塗り(高さやレベル、不陸の調整)後、タイルを貼り、目地を専用の材料でつめてふき取ります。

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2006年07月12日

クロス仕上工事




クロスを貼っているところです。貼る場所の寸法を測り、機械にその数値を入力するとその長さに糊付けされてクロスが出てきます。場所がないと手でのりをつけることもありますが、今はほとんど機械で糊付けします。それから水平や垂直を見て貼り付けます。その際、継ぎ手が空かないようにしたり、空気が入らないようにしたりと気をつけます。写真は、ローラーで押し付けているところでへらのようなもので押えることもします。ここは、階段室ですが天井が階段状になっていたり、窓があったりと貼るには大変ですが、文句もいわずがんばってくれいます。(陰では不満を言ってるかもしれませんが)

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2006年07月10日

クロス下地工事




いよいよ内装工事も始まりました。クロスの下地工事です。何度か紹介していますので細かい内容は割愛させていただきます。ここは、壁が傾斜していたり、吹き抜けがあったり、細かい部屋があったり、クロス業者泣かせです。他に畳、絨毯などの業者が入ってきます。

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2006年06月29日

内装下地




S邸も終盤です。壁や天井に石膏ボードを貼っている状態です。ボードを貼るとなんとなく完成も近いなという実感が湧きますし、部屋の大きさや明るさなどが具体的になってきます。クロス、塗装、衛生器具の色、照明器具、タイルe.t.c決めていくことがいっぱい出てきます。作るほうも大変ですが、終盤になるとお施主様も大変です。では、早くから決めればいいじゃないと思いますが、やはり立体感や明るさなどを見て決めたほうが間違いはありません。そうなるとどうしても終盤にまとまってしまうんです。ご了承下さいませ(誰に言っているの?)。

投稿者Toyoshima : 17:27 | トラックバック

2006年06月15日

床貼り(無垢)




前に合板フローリングを紹介しましたが、今回は無垢です。カバザクラという木のフローリングで表面にウレタン塗装されています。今、こういう自然の材料を使用することがあたりまえのようになってきました。そのため木の種類も多くなりました。値段もかなり巾があるので調べてみてください。ただ、無垢の場合、合板と違って色が不ぞろいだったり、木の目や節があったりと思ったような仕上がりでない場合がありますのでサンプルを取り寄せて(業者の方も含めて)そこを理解して使っていただきたい。メンテナンスを考えると合板のフローリングが良い点もありますが、完成した後の素材感などは抜群です。当社としては、できればフローリングに限らず無垢のものを勧めします。

投稿者Toyoshima : 10:51 | トラックバック

2006年06月09日

床貼り




前回掲載した写真の続で床の仕上材を貼っているところです。ここでは、合板のフローリング(ア12?)を使用しています。フローリングも無垢や合板がありますが、傷つきにくく、メンテナンスを考えると合板のフローリングをお勧めします。ただ、各メーカーによって多くの種類の商品が出ていますが、あまり安価だからといってとびつくと、傷つきやすかったり色が長持ちしなかったりと何年後かに後悔します。また、傷つけてしまうとクレヨンのようなもので修復するか専門の修復業者や張替しかありません。貼る場所や部屋の目的に応じた商品を選びましょう。無垢のフローリングは、他の部屋で貼りますのでまたそのときに紹介します。

投稿者Toyoshima : 13:19 | トラックバック

2006年06月07日

床下地工事




床工事に入り始めました。この写真は、3階の床です。今貼っているものは、遮音材といったほうがよいでしょうか。2階以上の階の場合、仕上の床材(ここはフローリング)の前にこの材をよく貼ります。同じ世帯の方が住むとはいえやはり木造の家は、音が階下に響くため少しでも和らげるためにクッション材を貼ります(絨毯や畳の場合は別です)。住む方が気にならないということであれば、無理に貼らなくてもよいのですが、多少の断熱効果もあり、なるべくなら貼ることを勧めします。

投稿者Toyoshima : 09:54 | トラックバック

2006年05月29日

天井下地工事




石膏ボードを天井に貼っている工事です。この現場ではほぼビニルクロス貼りになります。ここは、3階ですが北側斜線や高度地区の斜線で天井と壁の違いがわからないような状態です。写真の部分は、比較的平らなところです。建物の形状も建築基準法によって時にはそれがそのままデザインっぽくなってしまうこともあります。

投稿者Toyoshima : 20:57 | トラックバック

2006年02月20日

内部塗装工事




建具などの塗装工事です。当社では、枠材や建具など規格の商品を使わず、大工や建具業者でほぼオーダーで製作しています。手作りの良さや無垢の木を使うことが目的ですが、やはり塗装をしないと手垢などによって汚れてしまいます。塗装材は、ニスやペンキ、自然塗料やワックスなど種類は豊富です。ここでは、ニスを使っていますが、使用する場所、健康を含めた環境面、メンテナンスなど総合的に考えて適材適所の塗料を使用してください。

投稿者Toyoshima : 17:05 | トラックバック

2006年02月14日

クロス下地工事




クロス下地のパテ塗り作業です。塗装仕上にしてもこのパテ作業が大事です。

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2006年02月13日

クロス下地状況




壁紙(ビニルクロス)を貼る前の状況です。何度か掲載したとは思いますが、壁紙を貼る前に石膏ボードの継ぎ手やビス・釘の頭に専用のパテを塗りこみます。これらの下地がそのままだとビニルクロスを貼った後でも見えてきたり、でこぼこするからです。このパテが乾いてからビニルクロスを貼ります。

投稿者Toyoshima : 14:40 | トラックバック

2006年01月25日

漆喰壁下地工事




1階リビングの壁下地工事です。ここの家では、仕上げ材に左官工事として漆喰塗りを多く採用しています。この写真は、漆喰塗りの下地となるラスボードという石膏ボードを貼っています。模様に見えるのは、ボードに穴があいていて(厳密にいえば穴ではありませんが)、漆喰が塗りやすく(引っかかりやすく)なっています。

投稿者Toyoshima : 14:00 | トラックバック

2005年12月21日

M邸2階天井




2階の天井仕上材です。I邸の時も紹介しましたが、栗駒という産地の杉材です。部屋を広く見せるために天井を少し勾配をつけ、天井高を高くしました。杉の香りがほどよく癒し系です。他の部屋にも使用しています。

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2005年11月07日

I邸仕事部屋

1.jpg
I邸の共通する仕上ですが、この住宅では、写真のように腰壁に桧の無垢板を貼っています。床板も全て同じ桧の無垢板です。写真のように節が多い板ですが、桧特有のいいにおいが部屋に充満しています。腰より上の壁は、ビニルクロス(F☆☆☆☆)です。また、各部屋には写真中央のような、壁厚を利用した収納棚があります。外断熱の工法なので(コラム参照)、壁の中に断熱材が無く、そこが有効に利用できるのです。

投稿者Toyoshima : 11:39 | トラックバック

2005年10月27日

I邸タイル工事その4

P505iS0013893921.jpg
I邸の玄関の床です。ここでは、テラコッタという素焼きのようなタイルを貼っています。やや厚みや大きさが不ぞろいですがその素朴感が良いです。色合いや肌触りも良いです。
1枚だけタイルに犬の足跡のサインがついています。わかりますか?

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2005年10月21日

I邸クロス工事2

kurosu.jpg
前に下地工事を紹介しましたが、ここでは、クロスを貼っています。斜めがあったり、でこぼこがあったりただ単純に平面に貼るだけではなく、クロスの継ぎ手も目立たないようにしなければならないので、結構大変なんです。

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I邸タイル工事その3

tairu.jpg
その2で紹介したタイルが出来上がったところです。白い大理石調で清潔感があります。ここは、洗面所で化粧台が濃い茶系の色ですが、全体としては白でまとめています。

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2005年10月14日

タイル工事その2




ポルトガル製の大理石調タイルを貼っています。質感もよく精度の良いタイルです。

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2005年10月13日

クロス工事




クロスの下地工事の状況です。パテというものをボードのジョイント部分や釘・ビスの頭へ塗っているところです。このパテが固まったらペーパーでこすりなだらかにします。この作業により、貼ったクロスが平になるのです。

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2005年10月12日

タイル工事




リビング吹き抜けの壁にタイルを貼っているところです。このタイルは、INAXの「エコカラット」という製品で、珪藻土のように調湿効果などもありやわらかい感じでリビングの空間を引き立たせてくれます。
このタイルは、表面の仕上や色が多様にあり種類も豊富です。

投稿者Toyoshima : 15:52 | トラックバック

2005年09月08日

腰壁




各個室や廊下の腰壁は、桧の床材を張っています。これは、天井に貼った桧よりきれいに仕上てあり、腰壁にも利用しました。立てかけてあるのが貼る前の桧材です。少し節が多いのですが、床もこの桧を貼っていますので素朴さとにおいがいい感じです。

投稿者Toyoshima : 17:56 | トラックバック

桧の天井




納戸の天井になります。桧の野地板を張りました。節が多くちょっと荒っぽい感じがありますが、
桧の香りがよく、手ごろな価格で無垢の桧が楽しめます。

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2005年09月03日

I邸 吹き抜けのキャットウォーク。




吹き抜け空間のガラスのメンテナンスと構造上の補強を兼ねたキャットウォークの骨組です。鉄骨に亜鉛メッキをしています。

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2005年08月31日

I邸天井




天井にボードを貼っているところです。丸い穴は、エアコンの吹き出し口。大きい吹き抜けの空間があるので、通常より大きい器具が入っています。

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2005年08月29日

I邸吹き抜け

01.bmp

1階リビング吹き抜け。ガラスで囲まれた、吹き抜け空間。天井は、無垢の杉板貼り。
正面に見えるガラスのところにある、交差している材は、鉄製の筋違と考えてください。
構造上、建物がゆがむのを防ぐ役割が主ですが、スリムなのでデザイン的にも良いのでは?

投稿者Toyoshima : 17:09 | トラックバック

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当社では初めてのエステサロンのお店を工事しました。RCの躯体が見えるところはそのままに、白を基調とした女性が入りやすそうな、お店を目指してお客様と考えました。小さい店舗ですが、まとまった感じが良いです。
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